このレビューはネタバレを含みます
白黒ジャケット。見慣れない四角い傘を差す物憂げな岡田茉莉子。ATG。
タイトルは「煉獄エロイカ」。
もうこれだけでただならぬ気配を感じてニヤニヤしてしまった。
ストーリーはといえば案の定
”時空を…
めちゃくちゃATGやな
だいぶ演出過多やわ
冒頭の構図は結構良かったけどだんだん安くなってくる。
映写機に映し出されるスクリーンに被って立つ岡田茉莉子のカットは結構良かった。異次元感。
全体的に白…
難解なのは周知の上で、とにかく映像が観てみたかった作品です。直線を活かした構図、1シーンごとのこだわりは圧巻。モノクロの写真集を見ているかのよう。
無機質でモダンな建物を利用したSFみたいな世界観…
吉田喜重と山田正弘のオリジナル脚本の映画化。妻が少女を誘拐してくる。その少女を奪い返しに来た男は、かつてアメリカ大使誘拐を計画した同志だった。画面の独特な空間、デザイン、モダンな音楽。難解だが、退屈…
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日本近代批判三部作
❶「エロス+虐殺」
❷「煉獄エロイカ」
❸「戒厳令」
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衣装:森英恵
製作:現代映画社
配給:ATG
エロイカとはイタリア語で〈英雄〉
エロはあって…
突発的な時間軸の変化に振り回されて、途中何を観てるのかよくわからなくなってしまいました。
しかしながら、監督の独特のアングルは凄まじく、こんな構図ありなの?と驚嘆でした。 稀有な映像体験をしたい方は…
日本近代批判三部作の二作目。前作「エロス+虐殺」の大杉栄と伊藤野枝、次作「戒厳令」の北一輝のような歴史上の人物は登場しない。本作は時制が3つある。1952年(過去)、70年(現在)、80年(未来)。…
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