ピエル・パオロ・パゾリーニ監督作。
イタリアの奇才:ピエル・パオロ・パゾリーニが1969年に撮り上げた寓話的ドラマで、火山地帯で人肉を貪り喰う青年を描く中世と、豚小屋で獣姦に耽るブルジョワ青年を描…
パゾリーニは人間の野生を讃えているのだろうか。過去?パートの名もなき主人公は、自分の悪行を告白しつつも、野生的な快楽への喜びを口にし死を受け入れる。現代パートのユリヤンは資本主義にも共産主義にも与せ…
>>続きを読む繋がりの見えない異なる二つの場面が同時進行、テオレマ以上に難解さを演出する知識人同士の会話バトルになかなか置いていかれる。おぞましさはあえて示唆的に、タブーを描くにはいかんせんエグみや刺激がマイルド…
>>続きを読む自然の雄大さ、美しさ、神秘、限りない不可思議さの中で、人間のおぞましさが展開されている。中世と現代と時間軸が離れているが、限りない欲望の発露と喜びとゆう点では、何らの違いがない。最後は2つとも動物に…
>>続きを読む1回目で「なんか凄い映画だなぁ」とぼんやりと思ったが、昨日に改めて見直してみてやはり大傑作である事を再確認した。
まず「獣姦と食人を扱っているのに直接的な描写がない」という批判をよく見かけるが、こ…
パゾリーニやっぱ素晴らしいわ。
現代西ドイツと中世、異なる時代を舞台に並行する2つの寓話。
中世では火山地帯を彷徨いながら人を狩り人肉を喰らう、現代編ではブルジョワ家庭に生まれつきながらも外界に無関…
日曜日の夜6時、ベッドに座って鑑賞
カニバリズムと獣姦を題材にした、ピエル・パオロ・パゾリーニ監督による寓話的問題作
人肉を食らう若者と、獣姦に溺れて豚に食われるブルジョワ青年。ふたつのエピソード…
う〜ん、何が起こっていて何を伝えたいのかさっぱりわからない映画だった。
荒野を彷徨う青年が人間の欲望のままに行動して行く様と、資産家のブルジョワ達がナチスやワルシャワ人に対する意見を延々と述べてい…