遠景で切り取ったあらゆる動き、例えば整列は壮行会、電車ごっこが葬列に読み替えられ、学校から戦場までの時間的、地理的変化が結ばれる。木下らしくないが構図の一致が持続感を与えていて感動的。
最後まで…
iPhoneメモのレビュー。
6/30(Sun) 二十四の瞳
18年の歳月をメイクだけではなく、声や姿勢や佇まいで体現した高峰秀子が見事。
終戦から10年も経たない時期。戦争の生々しい傷跡が残…
日本映画の名作のひとつ。
小豆島を舞台にした女性教師と12人の生徒たちの物語。
「この世界の片隅に」と同じく戦時下の人々を決して悲しく描かず、かわいいタッチで描いていく。
主演の高峰秀子さんを…
「乱れる」を見て、これからしばらく成瀬巳喜男監督強化期間と書きましたが、成瀬監督ではなく高峰秀子強化期間になりましたw 超久々に再見しましたが、これは間違いなく高峰秀子の代表作のひとつでしょう。若…
>>続きを読む作中に出てくる歌謡がどれも可愛らしい。
教師がどれだけ素晴らしくて生徒想いでも、時代の流れと生まれ育った家庭の激流には立ち入れないのだ。そこにはうっすらと虚無感が付き纏う。
カメラ固定が結構多くて…
〜戦争から24つの瞳を守る教師の物語〜
・子供たちがめちゃめちゃかわいい。今の子よりも子供っぽくて、素直で、でも芯は強くて今の子とはだいぶ違うなと思った
・映画の中で何度も登場する合唱曲が、自分の…
昭和初期の戦前〜戦直後までの物語。
制作時期で考えるに、スタッフ、キャストは子役を除いてリアルに経験した時代を映像化しているはず。
ストーリーを通じて、世相や出来事から感じられる物事は、当時映画を観…
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