【空を揺蕩う浮き雲のように流される夫婦の行き着く先は】
ストーリー:3.9
芸術性:3.7
演技・俳優:3.5
演出:3.6
感情の揺さぶり:3.7
2025年79本目。
過去のない男に連なるキャ…
敗者三部作の最初の作品だったとは知らずに鑑賞。
相変わらず俳優陣の表情や感情のなさが独特。支配人だけが普通っぽい。
その支配人の粋な計らいでお店を出すことになり、満席のシーンは感動。
ラストシーンの…
不幸が起きても淡々と人生は続いていくし、ひたむきに生きていれば良いことがあるかもしれない。
コントラクトキラーと続けて見たので、描いているテーマが似ているというか、この監督の人生観?みたいなのが表…
WOWOW
名前は以前から知ってはいたが、アキ・カウリスマキ監督作品初見。
独特な演出は昔の邦画のような劇画のような感じがした。
表情が乏しいからと言って人物の心の動きが分からない訳ではなく、台…
路面電車車掌の夫、レストランに勤める妻。共に同時期に解雇され途方に暮れる…
何が起きようが登場人物皆ポーカーフェイスなのがシュールで面白い。
トントン拍子なラストもハッピーで良い。
しかしあの店で…
このレビューはネタバレを含みます
「やるわ すばらしい店を」
最後、夫が妻の肩に手を置き、雲を見上げるシーンで、大声で「幸あれ!」って叫びたくなった。そんな映画。
アキ・カウリスマキは色彩がうつくしいなあ! イロナの赤いコート、だ…
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