このレビューはネタバレを含みます
・脚本が巧み。夢か夢かと思わせて夢。途中まで全く夢と関係ないのに変な夢の話を聞いてしまった事が上手く伏線になっている。
・邦題も素晴らしい。ブルジョワ(もとい人間一般的に)秘密が多いというのも観てい…
「食べられない」不条理劇。暗闇を走る冒頭から暗中模索。戦争もあり、テロもあり、途上国に対する見下しも、無意味な知識マウントもある。死への不安が意識のどこかで爆発しかかっているのだが、夢か現実かも分か…
>>続きを読む「不条理な現実に、不条理で立ち向かう」というブニュエルの闘志は本作でも健全。
資本主義が加速すると、人々は匿名化し、アイデンティティが無くなる。その喪失感と不安を押し殺すために、人々は何をし始める…
ブニュエル6本目
毎度、彼の作品はよく分からないんだけど、ブラックユーモアが効いていて比較的難易度低めの作品。
ブルジョワの皆様がドライマティーニの楽しみ方を丁寧に説明してくれるが、一向に満足でき…
「君は喘ぎ声が大きい」
三代欲求を妨害されまくるブルジョワジー達
スルシックも見たいし電車の夢の話も聞きてぇ
清々しく復讐する神父
キメキメの服を着て歩く田舎道のギャップ
見た目とか自分を飾るだけ…