1987年、避妊も中絶も禁じられた独裁政権下のルーマニア。
『4ヶ月、3週と2日』は、違法中絶に踏み切る女子学生ガビツァと、その支え手となるルームメイト・オティリアの一日を描く。胸が締めつけられるの…
第60回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。チャウシェスク大統領による独裁政権のルーマニアは、中絶手術が違法とされていた。そんな中、望まぬ妊娠をしたルームメイトの違法中絶を手助けする女性の一日を描…
>>続きを読むずっと観たかった作品。どのサブスクにも配信無いので円盤借りて来た。
舞台はルーマニア。望まない妊娠をしたルームメイトの「違法中絶」を手助けする主人公の長くて長くて辛い1日、、、みたいな話。
自分の好…
カンヌでパルムドールを獲る作品は、大概一般的な感覚とは違う作品が選ばれるパターンが多い。
なので中身も自ずと予想がつく。
政権下のルーマニアでは禁じられた違法な中絶行為に手を染めるオティリア。
あ…
”1987年 チャウシェスクによる独裁政権下のルーマニア。法律で禁じられたことを実行した勇気あるヒロインの物語”とは、この作品の紹介コピー。映画が始まって20分位からドキュメントを観ている感じで、ど…
>>続きを読む暗い。徹底的に暗い。絶望感のみが残る。
カンヌ映画祭パルムドールを受賞したルーマニアの作品。
題材は異なるが、映画の空気は「ロゼッタ」に近い。
ルームメイトの違法中絶手術に協力するために奔走する…
社会主義時代末期のルーマニア、ホテルも寮も団地も、すべてが灰色で重苦しい。ストーリー自体も重くて救いようがない。オティリアの懸命の行動に対して、当事者であるはずのガビツァはどこか他人事で無責任である…
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