ずっと観たかった作品。どのサブスクにも配信無いので円盤借りて来た。
舞台はルーマニア。望まない妊娠をしたルームメイトの「違法中絶」を手助けする主人公の長くて長くて辛い1日、、、みたいな話。
自分の好…
カンヌでパルムドールを獲る作品は、大概一般的な感覚とは違う作品が選ばれるパターンが多い。
なので中身も自ずと予想がつく。
政権下のルーマニアでは禁じられた違法な中絶行為に手を染めるオティリア。
あ…
”1987年 チャウシェスクによる独裁政権下のルーマニア。法律で禁じられたことを実行した勇気あるヒロインの物語”とは、この作品の紹介コピー。映画が始まって20分位からドキュメントを観ている感じで、ど…
>>続きを読む暗い。徹底的に暗い。絶望感のみが残る。
カンヌ映画祭パルムドールを受賞したルーマニアの作品。
題材は異なるが、映画の空気は「ロゼッタ」に近い。
ルームメイトの違法中絶手術に協力するために奔走する…
社会主義時代末期のルーマニア、ホテルも寮も団地も、すべてが灰色で重苦しい。ストーリー自体も重くて救いようがない。オティリアの懸命の行動に対して、当事者であるはずのガビツァはどこか他人事で無責任である…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「汚れなき祈り」が大好きなクリスティアン・ムンジウ監督の作品。カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞するのも納得です。とてつもなく生々しくて衝撃でした。
チャウシェスク独裁政権のルーマニアで、堕胎…
1989年末ルーマニア革命の前、ルーマニア共産党一党独裁下の社会主義国が舞台であることや、宗教的(ルーマニア正教)な背景は薄っすらとでも観る前に知っておいた方が良いかと。
でないと、単純に自分自身と…
『4ヶ月、3週と2日』という、独裁政権のルーマニアを舞台に、妊娠したルームメイトの違法中絶手術を手伝う女子大生の長い一日を描いた映画。
ずどーんという重さで、気分が悪い。
1987年ってついこの…
色々と感じる事は、あのことを観た時に感じた事に似ていました。
オティリアの1日をずっと追っていて、
中絶する本人や、闇医者や彼氏や、この時代の風潮に、振り回されて大変そうすぎて、エンドロールの時に…