フリッツ・ラングがドイツ時代に作り上げた、恐るべき傑作サスペンス。
音楽を一切用いないが故に口笛のペールギュントがめちゃくちゃ印象に残る作りとなっていて素晴らしいし、犯人を捕まえる為に警察とギャン…
ヒトラー内閣の成立する2年前でナチスが大きく拡大しはじめていた時期の映画。
内容としてはベルリンで少女を標的とした連続殺人事件が人々を震撼させるという話。
罵声が飛び交う公開裁判は自分も民衆になっ…
終わり方がめっちゃ良かった。
最後の裁判がおもろい。大衆の暴走を抑えられるのは1人の法律家ではなく警察という武力。時代的にこれから第二次世界大戦に向かうドイツというのも興味深い。
犯人役の目がでっか…
ナチスが政権を取る2年前に作られたドイツ映画。
基本的には(後付けかもしれないけど)音も声もあるのに、たまに全ての音が消えてサイレントになることがある。演出なのか技術的な問題なのか、どちらにしても…
私刑とか市民の怒りとか、そういうことについて考えさせられる作品だった……
どれだけ酷いことしても、どれだけ許せなくても、客観的に罪状を評価して罪を償わせる・犯罪の連鎖を断ち切るために法律ってあるんだ…
定期的に昔の映画も観ようってことでこちら。
1931年の作品。
試しに見始めたけど一気に引き込まれた。
連続少女誘拐殺人事件が起こる。警察の必死の捜査も虚しく犯人は捕まらない。そこで民衆が立ち上…
少女がボール遊びをしているシーンがそのまま最近頻繁している誘拐殺人のニュースを伝える掲示を写して、そこに犯人の影が写り、彼が少女に話しかける。たった数秒のショットで一気に引き込まれる。そしてしばらく…
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