54年のアメリカのビキニ環礁における警告なしの水爆実験で、死の灰を浴びた福竜丸の船員たち。無線長(宇野重吉)が妻(乙羽信子)ら、船員たちに見守られながら亡くなるまでを、乾いたドキュメンタリータッチで…
>>続きを読む1954年1月22日:
23人の乗組員を乗せた遠洋マグロ漁船第五福竜丸が家族他大勢の人達に見送られて焼津漁港を出航。
3月1日:
南太平洋ビキニ水域で「西から登る太陽」(米国の水爆実験)に遭遇。
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このレビューはネタバレを含みます
さえわたる脚本の怪獣のでない特撮映画そのもののつくり。もうひとつのゴジラ第一作。怪獣がでないぶん緻密な群像劇が展開するので前半のスペクタクルももうしぶんない。ゴジラにはじまるのが怪獣映画というジャン…
>>続きを読む見る前に「行政、政府の対応とか、マスコミとか、今も昔もやっぱり体質変わらないじゃん」と言うことになるだろうと思っていたけど、とんでもなかった。
今の方が何倍もひどい。
映画だからどこまで演出かはわ…
久々の鑑賞。控えめながらも内に孕んだ猛烈な怒りと云うのは、やはり原爆を扱いまくる新藤兼人作品ならでは。今作を観た後で木場の実物を見る事にも意義がある。殿山泰司は漁師の方が合っているとは思うものの、良…
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