ヒロシマナガサキの作品情報・感想・評価

ヒロシマナガサキ2007年製作の映画)

WHITE LIGHT/BLACK RAIN: THE DESTRUCTION OF HIROSHIMA AND NAGASAKI

製作国:

上映時間:86分

ジャンル:

3.9

「ヒロシマナガサキ」に投稿された感想・評価

ossi

ossiの感想・評価

3.0
日系米国人の監督が広島と長崎の原爆被爆者と米国側の関係者に取材したドキュメンタリー。
「キノコ雲って言うでしょ、あれは火柱なんですよ」

もっと異論の衝突が見たかった。

スコアはもちろん作品に対して。
mh

mhの感想・評価

-
原爆投下くくりのインタビュードキュメンタリー。
製作者がHBOだけあって、かなり真面目な内容。
原爆を投下したB29乗組員たちや、被爆者たちの声をバランスよく、レアな映像資料とともに紹介していく。
日本側の証言者には「はだしのゲン」の作者がいたり、妙に話し慣れてるかたも混ざってたりして、左にちょっと傾いてるような気もした。
「原爆乙女」は、まったく知らなかった。
自殺しようと思ったけど、カトリックだから死ねなかったという話とか、「とんでもないことをしてしまったと思うけど、悪夢は見ない」というB29クルーの話も印象的。
ときおり映像がかなりハード。
ずっと見たかったドキュメンタリーだったので、TSUTAYAに置いててよかった。
オープニングとラスト、東京のストリートミュージシャンを映してるんだけど、テーマとまったく関係ないし、意図がわからんかった。
面白かった。
うめお

うめおの感想・評価

5.0
カラーの写真や映像を見るのが初めてだった。今までずっと白黒だと認識していた当時の様子は、実際は炎や怪我の赤が広がっていて、本当に地獄のような光景だったんだろう。世界に色があるなんて当たり前のことなのにすごく衝撃だった。
こんなことを言ってはいけないけど
本当に目を背けたくなるほど。
この作品を観られて本当に良かった。
広島と長崎の『原爆投下』に関する生き証人達とエノラ・ゲイの搭乗者達等のインタビューと当時の映像を絡めたドキュメンタリー。

今作品制作当時に御存命の被爆者の方々の、原爆投下から 爆心地の様子や生き残った後状況と被爆後の生き様等の生々しいインタビューは、流石に姿勢を正しながら聞き入ってしまう。


渋谷や原宿の若者達に街頭で質問。
『8月6日』は何の日?と、お決まりのインタビューからスタート。

無論、忘れてはいけない出来事であるし、語り継がなければならない歴史だが、最早知らない世代に無理矢理に刷り込ませる時代じゃない。

今の若い人達程 争い事が嫌いな世代はいないのだから、下手な心配は無用。
大丈夫。
…寧ろこの作品を観るべき 一番危うい世代は、中途半端な反戦教育を受けてきた 我ら40~50代のおっさん達だと個人的には強く思った。

原題の『White Light, Black Rain』は感慨深いタイトルだな~。
SANTAMARIA

SANTAMARIAの感想・評価

4.0
学校の授業にて観賞。
「戦争を終わらせるために原爆は必要だった。」と語る元エノラゲイの搭乗員の意見、被爆者達のどこにぶつけて良いのか分からない憤り。大東亜戦争(太平洋戦争)の中でおきた原子爆弾投下という悲劇を淡々と伝えるような作品だった。
カラーの映像も多く重い火傷を負った人や、熱線で炭化した人の写真が生々しかった。
一番悲しく思ったことは、作品内で原子爆弾の体験を語っていた人達の大多数がもうすでに亡くなられているということ。
私は、原子爆弾が投下された時代を知らない。しかし、これからの時代は私達のような戦時中に生まれていない人間が後世に語り継いでいかなければならない。
これは、私達の1つの大きな使命だと思う。
戦争は2度と引き起こしてはいけないということを改めて感じた。
DVDにて。被爆者14人が語る「あの日」とそれ以後の地獄の日々があまりにも重く、観るのが非常に辛い作品。でも、戦後70年以上が経ち、「あの日」何があったのかを一人称で語れる人がますます少なくなる中で、観なければいけない作品。

あんなことを起こしてしまった人間の愚かさと同時に、あんなことがあってもそれを乗り越えて来た人間の強さを感じた。
ヒルコ

ヒルコの感想・評価

3.2
非常に淡々とつづられているあたり、真っ当なドキュメンタリーという感じがします。
原爆というものがどういう風に語られるか、とてもデリケートな部分が大部分を占めると思うのですが、過剰に煽ることもなくどちらに着くともなく、被爆者の声と投下した兵士たちの話を綴ります。良作。
shizuku

shizukuの感想・評価

4.0
当時の広島長崎市民と原爆を投下したB29の乗組員たち(命令された側)、つまりあの場にいた者たちのインタビューで構成されたドキュメンタリー。
徹底してクローズアップで撮影されたインタビュー映像が並び、安心するようなロングショットなどは皆無と言っていいこの映画は、忘れようにも忘れられないドキュメンタリー体験、戦争体験としてこちら側の記憶にねじ込まれる。
10万人以上の民間人が死亡し、結局大量破壊兵器は見つからなかったにも関わらず、イラク侵攻を支持したことに対して「あの時の判断は間違っていなかった。残念だった」などと軽くのたまう某国総理大臣はこの映画を見て、自分の国の歴史を勉強してみてはいかがでしょうか?

日本(というより広島、長崎)、アメリカ双方の視点から作られたドキュメンタリーだけあって、新鮮な見え方、新たな発見があった。特に核を作った当事者達の話なんかは、監督のジャーナリズム精神に感心してしまう。だが、歯痒い事に彼らの話自体は、とてもじゃないが感心できるものではなかった。どこか勝ち誇ったようで、薄ら笑いしているようにも見え、自分達を正当化している風にしか聞こえず。そう切り取った監督の演出。
冒頭の渋谷街頭インタビューにしろ、2007年時点ではあるが、見るからにアホな奴らを捕まえてさも日本の若者代表のように語らせてしまう野蛮さ。これも監督の演出。賛同できない。
広島と長崎パートの被爆された方々のインタビューは、非常に迫るところまで迫った内容で、あまり言葉が出ない。。
AM

AMの感想・評価

4.5
日本とアメリカ、両方の視点から原爆投下を、可能な限り公平に描かれている。だからこそ揺さぶられる。日本で戦争を語る時、被害者としての側面が際立ち、日本という国が他国に対して何をしてきたか「加害」の側面が薄ぼんやりとする。そこまでをしっかり見ようとしないと、きちんと戦争を知ることにはならないと思ってきたが、そのことに正に答えるような作品だった。
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