哲学と情熱と品を感じた。劇場で映画を観たぞと思える映画。
前半の口説くトニオが格好良過ぎる。家まで送って鍵を開けて扉を閉めてからの落とし物トントン。選択肢をほぼ与えずしのごの言わずにザルツブルクへ連…
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モーリー出来すぎているな、と思いきやタイトル回収。なるほどな〜『間奏曲』
鏡の使い方について理解したような気でいたが、ピアノに映すというのも素敵だった。
『間奏曲』体験なだけあって景色、衣服、建築、…
音楽の付け方サイコパスすぎる。
ベッドから抜け出し湖へと自殺へ駆け出すシーンの美しさ。
「支える」という言葉の厚かましさ。
欲望の肯定という現代にも通ずるテーマ。でもこれ主役が白人金髪美女だから成立…
このレビューはネタバレを含みます
ゾクっとするシーンが2つ。
・アリソンがレニとはじめて出会うとき。
・ピアノの横でレニが目覚めるとき。
この2つのシーンのレニの顔はすごい。
そのドレスは白色ね?という台詞の怖さ。
湖への入水自…
2025年劇場鑑賞48本目。
ダグラスサークの傑作メロドラマ、ということで初鑑賞です。シネマスコープ、ってことでオープニングから素敵なシーンが満載でグッと惹き込まれて、話はテンポよく進み、恋に落ち、…
風光明媚なドイツの風景に流れるクラシックな音楽が雰囲気を醸成する。異国の地での新生活で浮かれる女の前に現れたダンディな男との恋、とよくある展開なのだが。
ピクニック中に雨に降られて夏用の家に逃げ込む…
情念と倫理の間で揺れるメロドラマ
豪勢な音楽と神聖な美術など映画としてのルックも目を惹かれるものがあり、人物の心情を正確に映す照明使いも素晴らしい
アメリカを離れドイツにやってきたヘンリーの気品高く…
ドイツで出会った男女の不倫メロドラマ。
ベッタベタのメロドラマなのにこれほど引き込まれるのは、ダグラス・サークの才能に他なりません。
この内容にしてこのタイトルを付けているところもシャレています…
ダグラス・サーク監督の、ミュンヘンで出逢った男女の愛を美々しいメロディーに乗せて描くクラシック音楽メロドラマです。
ラブロマンス系の映画はあまり得意ではないのですが、サーク監督の作品はなぜか見入っ…