それこそ小津とかもやっているけど、各部屋、別の空間の区別が面白い。勿論、前景/後景のような区別と、深い奥行きとか視覚的に面白いショットから、電話かける練習するシーンのあたりが特に良かった。電話相手を…
>>続きを読む<邦画強化月間#11>
可愛らしい秀作。
ちょっと家父長制的な匂いがきついが、物語の時代にあっているので仕方がない。時代遅れしている感じは否めないが。
田中絹代が監督していることで、それがいいか悪…
小津安二郎と田中絹代の良き時代の世界観がユーモア溢れる描き方で魅力的だった。
まさか田中絹代がよねや役とは!そこのユーモア性もすごく良かった。
舞台が奈良だったり、秋の情景や、月見、電報が万葉集か…
「浅井茂吉」表札へのクローズアップ。ペットの犬がやけにでかい。簡単に自転車を引きずって逃走してしまいそう。安井昌ニと三島耕が寝転ぶ斜面になぜか倒れ込む北原三枝のアップ。縦横斜めに位置するカメラ。18…
>>続きを読む棒読みのような台詞は役者が下手ということではなく家族や親しい身内との会話は感情的にならないだろうとのこと。なるほど。若くしても老け役にはまる笠智衆さんの魅力、可愛らしいまき子さん、第二次世界大戦終結…
>>続きを読む1229
2024/149
小僧さん+フランス人形+マイクロウェーブ+糸巻き+電報+歌番号+満月+小鼓◎
監督:田中絹代
脚本:斎藤良輔
小津安二郎
音楽:斎藤高順
美術:木村威夫
助…
娘の高校にある大人サークルで鑑賞。隣の部屋で吹奏楽部やコーラス部が練習しており、映画環境として最善とは言えないものの、学生に戻った気分でそれも心地よい。
田中絹代と聞いた時、あれ?女優さんじゃなか…
冒頭で何度も挫けていたが、この度ようやく集中力を保って全編を見ることに成功した。
後半に向かうにつれて、男の自分勝手具合がエスカレートする様にドン引いた。
一場面だけ度肝を抜かれた美ショット(廊…
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