小津さんの空ショットがやたら好きで、なんでこんなに好きなのかとずっと思ってたけど、そこに感情や想いがうごめいていて、人がいないはずなのにすごく人の雰囲気があり、それが切なさや哀愁を色濃くしているから…
>>続きを読むなんて可愛らしい映画ですこと。
お月見のシーンの遠ざかる2人の足元のカットで恥ずかしながら胸がキューッとなりました。
・離れみたいになっている和室が舞台装置として面白かった。
・月光が差した廊下…
小津安二郎のテキストを女性版に読み替えた。田中絹代が監督二作目にして独自の作家性を掴んだ。何ともキュートで可愛らしい作品。
この作品は当初、小津が三女役を高峰秀子で撮る予定だったが叶わず立ち消えに…
人のことは言えるのに、自分のことは言えない。
月明かりの下、柔らかく映し出される奥ゆかしい恋の数々。
女優・田中絹代が監督を務めたとあってどんなものか興味津々だったのだけれど、素敵なタイトルのイメー…
面白かった。前半はコメディチックで、後半はシリアス展開。『流れる』でもそうだけど田中絹代は女中役がハマってる。
1955年作品だけど70年代あたりの作品にみそうな青春ぽさや、はっきりしない男と女の…
このレビューはネタバレを含みます
奈良にいる間に見れてよかった
あーーー法隆寺に行けばよかった。
田中絹代さんが監督とは知らなかった
お前、俺のこと好きか?
ーー好き
大好きか?
ーー大好き
あの万葉集の暗号…
心持ち古風な男…
昭和30年公開の古い映画で、戦後の日本はこんなに復興が早かったのかと驚く。奈良の鹿や大阪城は見応えがあったし、寺や土間、襖、廊下、畳など家の中がよく分かった。当時のご馳走はすき焼き。主人公が公園で転…
>>続きを読む▪︎小津が撮る予定だったけど田中絹代に譲った作品(脚本は小津と斎藤良輔)、監督第二作目
▪︎オースティン『EMMA』みたいな話だけどコメディエンヌとしての北原三枝の魅力が爆発している!
▪︎田中…
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