893(やくざ)愚連隊に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『893(やくざ)愚連隊』に投稿された感想・評価

koss
3.7

若き中島貞夫の東映ヤクザ映画、任侠映画へのアンチテーゼ。自ら愚連隊と名乗り、ヤクザを博打ウチと嘲笑する。シノギは白タクの客引きから人妻の売り飛ばし、倒産詐欺、薬品強盗と明日なき行動。だが背景には戦争…

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3.9

このレビューはネタバレを含みます

京都の街がロケーションで出てきて、ジャズが後ろにかかって、電車の音などが編集されて唐突に入ったり、車の移動撮影が多くあんまり切り返ししないで思いつきで撮ったっぽく、街のチンピラたちが悪いことするので…

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ウジ虫!ゲジゲジ!インポー!
インポちゃうわい…(怒)
実録映画のような虚しさも、任侠映画のような美しさもなく、明るく軽快にクソみたいな犯罪ばっかしてる愚連隊のみんなが可愛い。絶対に近所にいてほしく…

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このレビューはネタバレを含みます

どうしよもねー終わり方をしやがった。
「ネチョネチョ生きる」も最高だけど、「電気冷蔵庫には5年の保証があるけど、人間には明日の保証がない」って台詞が1番好き。何かの引用だったら恥ずかしいね。
3.8

いつもの京都作品で登場する観光名所ではなく、殺風景な現代風の京都の街並みを主人公たち最下層の愚連隊がショボい犯罪をしながら闊歩すること様子を軽快なカメラワークで捉えることで観客の固定観念を覆そうとす…

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I
4.0
インポ呼ばわりされて覚醒する松方弘樹アホくさいけどカッコいい
ICHI
3.4

任侠映画のような義理人情とも無縁、仁義なきシリーズのような戦後の貧しさとか上昇志向とも無縁な、ドライで無軌道な連中を京都を舞台に描く。手持ちカメラの街頭ロケを多用しているのでゴダールの「勝手にしやが…

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tBi
3.5
Rec.
❶24.10.15,ラピュタ阿佐ヶ谷(35mm)/日本映画監督協会プレゼンツ “時代と切り結ぶ”映画作家たち&「映画監督って何だ!」

松方弘樹ら4人組は、
白タクや恐喝などでその場をしのいでいる愚連隊。
彼らには上下関係はなく、
親分に仕える博打打(極道)らとは距離を置いていた。

愚連隊の始まりは、
戦後の闇市のころ。
そのこ…

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小ネタ連発かつ軽快なテンポで話が展開、引き込まれます。
デビュー間もない荒木一郎や近藤正臣のキャラが出来上がってるのが笑える。
よく見るラストも清々しい。

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