若き中島貞夫の東映ヤクザ映画、任侠映画へのアンチテーゼ。自ら愚連隊と名乗り、ヤクザを博打ウチと嘲笑する。シノギは白タクの客引きから人妻の売り飛ばし、倒産詐欺、薬品強盗と明日なき行動。だが背景には戦争…
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京都の街がロケーションで出てきて、ジャズが後ろにかかって、電車の音などが編集されて唐突に入ったり、車の移動撮影が多くあんまり切り返ししないで思いつきで撮ったっぽく、街のチンピラたちが悪いことするので…
>>続きを読むウジ虫!ゲジゲジ!インポー!
インポちゃうわい…(怒)
実録映画のような虚しさも、任侠映画のような美しさもなく、明るく軽快にクソみたいな犯罪ばっかしてる愚連隊のみんなが可愛い。絶対に近所にいてほしく…
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いつもの京都作品で登場する観光名所ではなく、殺風景な現代風の京都の街並みを主人公たち最下層の愚連隊がショボい犯罪をしながら闊歩すること様子を軽快なカメラワークで捉えることで観客の固定観念を覆そうとす…
>>続きを読む任侠映画のような義理人情とも無縁、仁義なきシリーズのような戦後の貧しさとか上昇志向とも無縁な、ドライで無軌道な連中を京都を舞台に描く。手持ちカメラの街頭ロケを多用しているのでゴダールの「勝手にしやが…
>>続きを読む松方弘樹ら4人組は、
白タクや恐喝などでその場をしのいでいる愚連隊。
彼らには上下関係はなく、
親分に仕える博打打(極道)らとは距離を置いていた。
愚連隊の始まりは、
戦後の闇市のころ。
そのこ…