本作ではゴダールのベタさ、かつ真摯だかふざけてるんだかの分からなさが(と言うよりも真摯にふざけていると言うべきか)52分というコンパクトさの中で存分に堪能できる(笑)。面白い。
しょっぱなに「BR…
自動車工場の機械音が叫喚にしか聞こえないオープニング長回しからゴダール節の牽制、資本主義に弾圧された犠牲者たちの叫び=ブリティッシュ・サウンズ。
男女の会話も例によってサウンド(ノイズ)でしかないし…
(別媒体から感想を転記)
2024/05/20
JLG全部観る16本目。英国テレビ局のためにつくられたが、テレビ局は納品を拒否して抜粋だけ流したらしい。さもありなん。ほぼ共産主義プロパガンダ映画だ…
【わかりやすい搾取の構造】
動画版▼
https://www.youtube.com/watch?v=NOnbbEe5wD4
ジガ・ヴェルトフ時代のゴダール強化週間として『ブリティッシュ・サウンズ…
ゴダールマラソン再開。
商業映画から一線を引き、ジガ・ヴェルトフ集団期の極めて政治的な活動期の作品。
若き毛沢東主義者のジャン=アンリ・ロジェとの共作。前作の「ワンプラスワン」に続いて、英国での撮影…