放蕩な母親に悩まされる娘。
成瀬からロマンポルノまでよくある題材だが、セットと撮影に力入っていて、基本ハイソな東宝映画らしからぬ泥臭い生々しさがある。
その中で、悪いけどフジ隊員はあんま演技上手くな…
京マチ子が東宝の作品出てる!
お上品な役より、こういうパワフルな役の方が様になってる。
いきなりの殴り合い。体張ってた。
佐田啓二は、今までに見たことない悪い役なんだけど、こっちは全然上品さを感じ…
どうしようもないあばず、、の話なんて言ったら味気ないんだ。
生きるのが下手な女をギリギリのラインで愛おしく描く。
主人公の娘・たけちゃん風に言えば、「理解に苦しんじゃう!」けどね。
ふらふらと歩く…
すごい豪華キャスト。昭和30年代の暗い夜と場末の二間の家に雑魚寝の毎日。毎日が合宿。娘のことはほったらかし。だらしないが、必死に男をたよる騙され人生、あまりの閉塞感に笑うしかない。エネルギッシュなも…
>>続きを読む京マチ子は50年代に代表作である『偽れる装い』をはじめ男を誘惑するグラマラスな女性という役どころが多かったが、本作はそのなれの果てのようなキャラクター。母親や娘など他の家族を養うためにそれなりの年齢…
>>続きを読むマチ子は金持ちの二号にでも収まって娘みゆきと一緒に暮らしたい。そこに偽りはないけど騙され娘の生活すら蝕む。通り過ぎてゆく小沢昭一&小沢榮。佐田啓二が途中で亡くなったからだろうか山茶花究の急襲のあと塩…
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