晩春のネタバレレビュー・内容・結末

『晩春』に投稿されたネタバレ・内容・結末

父と娘の関係や娘の結婚といった題材を、幾何学形態を活用した画面構成で描き、人為的な要素を意識させて映画が進んでいく。波が映るショットでは、幾何学形態を構成する要素としての建造物などは画面に配置せず、…

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日本映画のなかで一、二をあらそうまともさの大学教授の描写をまさか小津安二郎で見るとは(対抗:『良いおっぱい悪いおっぱい』)。

「後妻をもらうなんて不潔だ」と若干のくどさをおしてでもくりかえす以上、…

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名作を見てみようシリーズ。
国内外、特に外国の監督が影響を受けた人物として黒澤明と並んで(それ以上?)名前が挙がる小津安二郎。
果たしてどんなもんなんだろうっていうハードルに加えて、古い映画の見慣れ…

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晩春

・小津監督は誰にも批判の余地もない名監督、小津の作品を挙げておけば間違いないというぐらい映画の中で地位を築き上げた監督ではあるが映画の鉄則中の鉄則であるイマジナリーラインが全くない監督である…

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全部美しかったけど、特に叔母とのやり取りが印象に残っている。結婚をしつこく勧められてもあの明るすぎる笑顔でかわしていた紀子が、父親の再婚話が出た途端に感情をむき出しにする。結婚したくないんじゃない。…

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原節子はこれまで見た作品の中では歯を見せて笑ってる表情が印象に残ってたけど、今作では怒って黙りこむ表情が見れて新鮮だった。口角が下がって澄ました目だと別人に見える。

今見ると結婚せずに父親との生活…

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素晴らしいのひと言です。
50年前の映画とは思えないほど、心情の変化を美しく描いていました。現代でも共通するものが多く、いつまでも残る普遍的な感情が伝わってきました。
父の幸せに対しての言葉、そして…

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途中のアヤちゃんとの会話シーンとテンポがリアルでここまで線密に描けるの凄いなと思った。

「東京物語」、「お早う」のような日本人特有の価値観や文化的に根付いた共通点を描くのではなく、今回は時代的背景…

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これは見頃が私にとって丁度時期だったので、端的によかった。
それでもこれもどう言ったらいいかわかんないし。。ずっとお父さんと一緒にいたいという娘の気持ちに言語化できん思うところ(9割9分共感)が多す…

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初め、フィルムが…小雨が降っているみたいと思ったけど観ているうちに慣れた。

笠智衆は良いお父さん役が似合う。
結婚相手が出てこなかったところがやはり父と娘の物語なのだな。

幸せは待っているもので…

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