能のシーン、演目は杜若、
あの世とこの世を結ぶ能楽堂での苛みはの観るものへの迫り方が凄まじい。
人物以外の風景の演技(演出)も見事。
人物全員がチャーミングで良かった。
ラストの、どれだけ娘を思…
父娘旅行の最後の日、「来たと思ったらすぐ帰り、あっという間だったな」と笠智衆が呟く場面の巧さにぐっとくる。ここで娘演じる原節子はとうとう「わたし、お父さんが好きよ。ずっとお父さんと暮らしたいの……」…
>>続きを読む切ないな〜今と違って、結婚=親子の縁が切れるようなある種お別れみたいな通過儀礼だったんだなと。そしてずっと父と子で暮らしてきた2人なら尚更。
紀子の気持ちはファザコン的な意味じゃなく、結婚に乗り気じ…
小津安二郎のカットって一瞬でわかるよね。
最近ハマり始めて、これからコンプ目指して見ていきます。
以前お茶漬けの味を見たのだが、それよりも価値観的にはとっつきにくい部分はある。
しかも、他の作品より…
父親と嫁入り前の娘は小津作品の中でも定番のモチーフだ。
そして新たな時代を担う若者たちの価値観と、古い価値観の対比も小津作品の特徴だ。
女性は早いうちに結婚した方がいい。
今よりもずっと結婚に対する…
紀子の父親への気持ちは純粋な親子愛だけではないだろうと思わざるを得ないというか、、
エディプス・コンプレックスとか性的な好意というわけでは全くなくて、ただ純粋に"愛"のようなものを感じました。
あ…