晩春の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『晩春』に投稿された感想・評価

3.9

BSかWOWOWかどっちか忘れた💧
フィルマのジャケ写はカラーやけど
モノクロ映画
個人的には小津安二郎作品みるの2作め🔰
みたのはデジタル修復版🎞
デジタル修復作業は4Kスキャン、4K修復、4KD…

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小津監督作品とは相性が良いみたいで、今回も楽しめました。
お馴染みの笠智衆や原節子や杉村春子が出て来ると安心して観れる。
しかし杉村春子はどの作品でも似たような役だけど、出て来ると若干ウザくて笑えま…

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笠智衆も原節子も何考えてるかよく分かんなくて不気味。さりげないショットの中に企みが含まれていそうなところは濱口竜介に似ているが、感嘆というよりは不気味。
父娘の距離感が近すぎるのも不気味。小津映画と…

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諸々
5.0

初めて見る小津映画なのだけど、あまりにもすごい。ずっと息を呑んで画面を見ていた。

・フィルムの関係で(前半の)音声は3割くらいしか聞き取れなかったのだけれど、それでもショットの連鎖と部分的に聞こえ…

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たと
3.7

原作は広津和郎の短編小説『父と娘』。娘は結婚に際し夫とともに京都にいる夫側の両親に挨拶へ向かうが、途中で喧嘩をして先に娘だけが帰ってくる。『わたしお父さまと離れて暮らすの厭だし』と駄々をこねる娘を結…

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ドロドロの恋愛劇というよりは、いくらか爽やかで、特殊な性描写だとは受け取れなかった。
1人の少女(年相応ではないが)が成長する物語であると考えて差し支えない。
4.3

周吉は娘の気持ちを少しは汲んだ方が...なんて思って見ていたが旅館での最終日のセリフに全部詰まってた。
幸せは自分たちで切り開いて生まれてくるもんだよね、40年代の映画ということを考えると随分先取り…

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Emiru
4.0

父への執着的な愛を見せる原節子の歪んだ表情が秀逸。小津安二郎映画らしく、いつも通り父と娘、娘を嫁に送る父の哀愁を描くが今作は他作と比べると異質。のどかな光景に潜む狂気と不気味さ。その奇怪さは、父の後…

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父・娘ともに腹の底に思ってる事があるのに、なかなか切り出さない感じが「日本人〜〜!!」ってなった。こういう奥ゆかしさは時代が変わろうが文明が発展しようが、そう変わらない部分なんだな。

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