原作はトーマス・マンの「ヴェニスに死す」
作曲家の主人公・グスタフ・フォン・アッシェンバッハ(ダーク・ボガード)が休暇をイタリア・ベニスで過ごす
そこで見かけた少年・タッジオ(ビョルン・アンドレセン…
📀ドラマ
監督:ルキノ・ヴィスコンティ
トーマス・マンの小説を官能的に映画化した巨匠ヴィスコンティの名作。美少年に魅了され、ストーカーと化した老人の人生の終焉を描く。
1911年、ドイツの偉大な…
早稲田松竹クラシックスvol.235/『退廃する街で』と題した特集上映にてフォルカー・シュレンドルフ監督『ブリキの太鼓』(1979)、ルキノ・ヴィスコンティ監督作品『ベニスに死す』(1971)の2本…
>>続きを読む直截に言えば、美少年をおじさんが延々とストーカーする話だが、芸術論としてもしっかり成立させている。平坦な場面も花の色彩や、壮麗な調度品、なによりビョルン・アンドレセンの美貌が、画面で映えるので飽きな…
>>続きを読む伝説の美少年、ビョルン・アンドレセン。
金髪、碧眼、華奢な肉体、細い指先。
セーラー服姿も水着姿も美しい。
ダーク・ボガードの翻弄され具合に思わず笑ってしまった。
この魔性の美少年をスクリーンで…
終始事案おぢ過ぎた、が、確かにこんな少年と目が合ったらメロつくわ
おめかしして家族ストーキングして汗のせいでおしろいがどんどん禿げていく滑稽さ。自分で自分を嘲笑う姿。ベニスの暑さで白髪染めが汗で流れ…
若い時に観た時は気持ち悪い映画だなと思った。中年になった現在、若さという圧倒的な美しさが眩しくて。取り憑かれた中年の男は死の恐怖より、美少年への執着が勝ってしまうのだなと思った。でもやっぱり気持ち悪…
>>続きを読む見境なく映画を漁っていた中学時代におそらく観たのであろう。見覚えのある白と美貌だった。
冒頭の音楽、長いし気持ちよくなれないなあと思っていたけど、それはこの物語を表していたんだなー。
自らの作家…
マーラーのアダージョが映画全編のリズムを作っている。ドキュメンタリーのように観察するようにカメラは流れる。
だがやはり今観ると古めかしい印象は否めない。植民地主義を体現したようなアッシェンバッハの振…