ベニスに死すは、トーマス・マンの最高傑作ですね。①天才は、天から降臨する。②芸術とは、感覚の抽象化である。③英知 真理 気高さは、感覚の中にある。→論理や想定の範囲内ではない。
美や芸術は、bise…
老作曲家のアシェンバッハが、静養のため訪れたベニスで美少年タッジオと出会い、彼の持つ圧倒的な美と蠱惑的な微笑の虜になってしまう。監督はイタリアの巨匠ルキノ・ヴィスコンティ。
今作は、とにかく「対比…
トマス・マンは高校生の時に「魔の山」しか読んだことがなかったので、実話に基づく特異なこの映画の帰着を楽しみながら見た。
今まで色んな映画を観てきたが、感性が疎いのかショットの良さとか目線、運動の良…
セリフはあまりなく、繊細な内容と描写に観入ってしまいました。
LGBTにあまり理解がなかったこの年代で、
同性愛者、さらには少年愛者の主人公をテーマに映画をつくったことがすごい。
世の中には白黒…
ベニスにやってきた中年の音楽家が、絶世の美少年に出会い、老いの残酷さに打ちのめされる絵画的なヒューマンドラマ
セリフがほとんど無く、物語の中核とも言える美少年タジオに至ってはセリフがほぼゼロに近い…