ベロニカ・フォスのあこがれの作品情報・感想・評価・動画配信

ベロニカ・フォスのあこがれ1982年製作の映画)

DIE SEHNSUCHT DER VERONIKA VOSS

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

3.9

あらすじ

1955年のミュンヘン。記者のロベルトは、どしゃぶりの中でたたずむ女性と出会う。彼女はかつての大スターで、今は落ち目となった映画俳優、ベロニカ・フォスだった。他人の目に脅える姿と妖しい雰囲気に興味を引かれ、ロベルトは彼女を探し始める。

『ベロニカ・フォスのあこがれ』に投稿された感想・評価

4.3

これはとことん救われない『サンセット大通り』の麻薬中毒バージョンである。若干クラシカルなモノクロ映像が息を呑む美しさ。

古き良きフィルムノワールやサスペンス映画を想起させる画面構成。ヨーロッパ映画…

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3.8
まあまあ

ミラーボールとのショットで、「あ、この人やっぱり華があるよな」と思った。

戦争との絡みもいい。
軍人は、横流ししてたわけね。
崩れかけて見えても、女が残るんだよな。
そういう人と付き合ったことが、2か月だけある。ピアニストと言っていて、スカイラインに乗っていたね。
c
3.0
火サスのように軽く舞台のように人工的。過剰なモノクロ映画っぽさも多分ワザと。

ファスビンダーはやりたいことがいっぱいあるようでオモロい。
このレビューはネタバレを含みます
夢を生むはずの映画は或る女優の苦苦しい現実を匐っていき、その果てには終に彼女の抱く夢が生みだされていく

喘ぐようにか、息切れるようにか発せられる会話は好きでなかった

室外の映像
途中までは興味深く鑑賞したが、最後は自分にはちょっとわからなかった

再鑑賞が必要か
FeMan
3.7

ルノワール的、そしてジョン・カサヴェテスのオープニングナイトを想起させられた。

白を基調とした舞台をモノクロで撮るので!クラシックの映画技術を踏襲した作品というイメージ。それ故にファスビンダーらし…

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夢と現実の境目が現実
Masa
5.0

こんな話だとは
最初の方でなんだこのやばい女とか思って本当に申し訳ない
ベロニカが本当に不憫で見てられない
話のリズムもマジで早くて余計な溜めとか一切なく描き切っている
カメラの動きもここぞのズーム…

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3.8
光の取り入れ方が凄く印象的
更にモノクロであることによって
影や、煙草の煙や、宝石の輝きが浮かび上がって
映像のインパクトが強い

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2025/05/01 19:00現在

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