映像はアメリカ丸出しの風景なのに、セリフの間が欧州の映画みたいで不思議な作品だった。エンジンのけたたましい音とか、アメリカの車の縦に揺れながら走る感じとか、時代にも触れられる感じ。SF映画のような瞬…
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目黒シネマの70'sアメリカインディペンデント映画特集にて。知らない作品だったけど『WANDA』と一緒にラインナップされていたので。
55年製のオンボロ車を改造してあちこちのレースに参加しながら路銀…
モンテ・ヘルマンがメジャースタジオで制作した唯一の長編らしい。『イージーライダー』の成功を羨んだユニバーサルが2匹目のどじょうを追ったようだ。
テクニカラーである。1971年の映画で?と思ったら、…
人生に何の目標も生きがいも見出せず、唯ひたすらスピードに身を任せながら、車でアメリカ大陸を走り続ける。そして行き先々でカモらしき相手を見つけては深夜の路上での違法なカーレース(ストリートレース)に明…
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I can't get no satisfaction
I can't get no girl reaction
'Cause I try and I try and I try and I try…
刹那的で虚無い空気感は好きだったんだけど、乾いた車の音がすごく苦手なので、しんどかった。
ストーリーはあってないようなもので、それ自体を楽しむというよりは、時代性とか漂う空気感を味わうものなんだろ…
アメリカンニューシネマのテイストをより尖鋭化させたとてつもなく乾いた空間と特に何も起こらない淡々としたストーリーは個人的には合わなかったけれど、それでもセンスのいい音楽の使い方は最高だしほんの僅かの…
>>続きを読むジェームズ・テイラー主演、モンテ・ヘルマン監督のカルトムービー。運転手と整備工の句fるまに、ヒッチハイカーの少女を乗せる。街でレースに参加することになる。少女は二人を残して去る。レースの勝敗は、映写…
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