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「ジャックポット」に投稿された感想・評価

cinemaQ

cinemaQの感想・評価

4.0
燃えて燃えてスッと冷める。ダラダラとした時間がギャンブルの熱も高める。
ラストの虚しさが切ない…
miyagi

miyagiの感想・評価

4.5
かつてギャンブル依存症だった人間にはこの映画がいかに最高かもしくは最低かが詰まってる。
一過性の快楽悦楽を得るために、ああでもないこうでもないとだらだら話したり飲んだりするあの時間が最高なのだと経験者はわかるのだけど、それを体現しきってる時点で最高。
中川家の漫才やコントよろしく相手を笑わしてやろうとすらする主役二人の演技のぶつかり合いで周りが笑っちゃってるシーン最高。
無闇矢鱈と緊張させるわけではないけど、勝っては負けてを繰り返すだけで何も得られていないことをまざまざと見せつけてくるラストの弛緩っぷりが最高。
なんとなくだけど理路整然としたカサヴェテスって印象を受けた。
面白いというか楽しい。
Bom

Bomの感想・評価

3.4
バーカウンターで話してる時にお姉さんが素で笑ってたのが、この作品の現場楽しそうだなーって心から思う。観てるこちらも楽しい。

2020年初観作品511本目
朝田

朝田の感想・評価

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マジで最高!アマプラありがとう。アルトマンのベストにしてオールタイムベスト級の傑作。十八番の群像劇ではないが、常に画面の中で人が喋り倒しているこの情報量の多さは間違いなくアルトマンの真骨頂。細かい日常の描写の積み重ねが、二人の男の関係性を濃密なものにして行き、それが最後のギャンブルに向け収束する。グールドとシーガルのやり取りが一々愛おしい。ダラダラとした時間に特別さを感じさせるのがアルトマン節。その生々しい空気が一気に散らばっていくようや虚脱感溢れるラストがたまらない。視線のやり取り、切り返しによって観客も同時にクールダウンさせる演出力が凄い。時折流れるジャズのスコアも洒落ているし何よりエリオット・グールドの演技が最高。くたびれた男を演じさせたら彼に叶うものはいないのではないか。
全てが最高だが、グウェン・ウェルズが何より最高。マジで『ギャンブラー』と並ぶくらい好き。

2018/08/28 (過去感想サルベージ)
tatsunao

tatsunaoの感想・評価

2.4
ラストがなんかへんな感じ。何のメッセージか良く分からず。隠れた良作って書いてたけど、あまりそうは思えなかった。
otomisan

otomisanの感想・評価

4.0
 グールドは賭場の空気が肥やしの根なし草。ポーカーの揉め事がきっかけで知り合うシーゲルは堅気の暮らしも崖っぷちな雑誌編集者。自覚が無いのとあるのと、崖っぷち同士がとりあえず明日明後日の命脈を博奕でつないでゆく。
 これをおもしろいと認めるわけにはゆかんが、ろくでなし連がいい年をして綱渡りよろしく賭け放題しているとは、いわゆる賭事には「何か」があると考えざるを得ない。
 たとえば、グールドの行くところギャンブルあり。そこが賭場なら当たり前、ボクシングを見に行ってもたちまち胴元になって一儲け、あとで追剥に半分剥かれるけれど、ちゃんと減額交渉だってこなす。やっぱり何かあるだろう。ねぐらだってバーバラの宿がいつでも歓迎。たまに、極たまにだろうが一千万円(1974年当時)も持って帰れば、バーバラも見せ金とは百も承知で稼げるヤクザに乾杯してくれるだろう。そう、賭場の空気が養分なんて男の運を頼りはすまいが、積んできた実は信に値するかもしれない。ここにも何かありそうだ。だから、崖下が見えてるシーゲルもつるみたくなる?
 かもしれない。なにせ家庭も仕事もどん詰まり。賭事にのめり込むしか取柄もないならイカレたグールドと落っこちてみようかと世界一ちっちゃなリノの賭場に乗り込むんだが、グールドをマスコットに浮いて沈んでまた浮いて二人合わせて三千ドルが八万ドルに化けるとな。
 こんな話をマックイーンでスピルバーグならどんなエンターテインメントに仕立てるだろうと想像するのも楽しいが、アルトマン的現実ではあり得ないような幸運の浴びせ倒し、堅気のモンの小さなケツの穴にはこいつがチリチリ沁みるだろう。
 さ、そこで教訓だ。ほんの一日で得た一千万円にどれほどの幸運を投じたものやら?残りの手札のババがいつ開くか怖いと思えば堅気に、そんなこと思いもしないならグールドの仲間に、ここがシーゲル運命の分かれ道なわけだが、そこがアルトマン。決して面白がらせでは済まさない。渡った綱の長さを振りかえりゃあ今更ながら肝も冷えよう。そうあってこそ真っ当というものだ。
 グールドらしく生きるには丁半定まるところ何でも賭けにできないと。それこそ路上篭球から便所強襲まで技も才も攻めもあれもこれも運鈍根まで総身に巡らして、運に愛される怖さに気づかないか愛を逆手に取るよな阿漕さを笑ってしまう心の底なしがシーゲルにも分かったのなら二度と会わないのがいいだろう。
ぽち

ぽちの感想・評価

2.5
カジノのシーンなど賭け事をしているところがダラダラと続きかなり退屈な内容だったが、調べて見るとブックメーカー役で出演もしているジョセフ・ウォルシュが自身のギャンブル依存症を元に書いた脚本を映画化したようで、依存症になった人やそれを知っている人には共感が出来る内容のようだ。

じわじわとエスカレートして行くところなどは確かに理解は出来るのだが、基本的にギャンブラーなどと呼ばれる人種に対して、人生をなめきっている最低野郎だと思っているので、個人的には一切感情移入は出来ないし、同情の余地はゼロだ。

努力をして依存症を治したとか、バッドエンドとかならまだ納得できるのだが、儲かって我に返り終りではよけい共感は出来ない。

たぶんクライム物と同じで「対岸の火事」的に観る作品なのだろうが、コメディ色で誤魔化しているようで今ひとつだった。
み

みの感想・評価

4.0
エリオット・グールドの絆創膏が似合いすぎで最初からしていたのではないかと錯覚した
ポーカー場で知り合い意気投合した二人の男の友情と賭けの刹那を描いたほろ苦ギャンブル映画。実に70年代らしい空気。エリオット・グールドの逸脱感と酩酊感、ジョージ・シーガルの子供っぽい笑顔がいい。
2020.11.8 スターチャンネル(録画)(字幕)
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