カーレースに燃える男。走る事しか眼中に無かった男の視界に紛れ込んだのは冷めきった女であった。
「バニシング・ポイント」と並ぶアメリカン・ニューシネマの傑作!!、、と呼ばるようになったのは再評価を受…
モンテ・ヘルマンがメジャースタジオで制作した唯一の長編らしい。『イージーライダー』の成功を羨んだユニバーサルが2匹目のどじょうを追ったようだ。
テクニカラーである。1971年の映画で?と思ったら、…
ケリー・ライカートとかインディーズの映画みたいだし、車に男2人と女が1人でもう1台がおっさんの車で、女がそっちにも乗ったりする。笑うところもあったし、その前にどういう事情があったとか、どういう心情と…
>>続きを読む人生に何の目標も生きがいも見出せず、唯ひたすらスピードに身を任せながら、車でアメリカ大陸を走り続ける。そして行き先々でカモらしき相手を見つけては深夜の路上での違法なカーレース(ストリートレース)に明…
>>続きを読むI can't get no satisfaction
I can't get no girl reaction
'Cause I try and I try and I try and I try…
名前のない主人公たちはオンボロの車を淡々と、ただひたすらに走らせて道を進んでゆく。誰かから追われている訳ではない。
彼らは居場所がないから能動的に車を走らせてどこかへと向かわなくてはならない。でも…
刹那的で虚無い空気感は好きだったんだけど、乾いた車の音がすごく苦手なので、しんどかった。
ストーリーはあってないようなもので、それ自体を楽しむというよりは、時代性とか漂う空気感を味わうものなんだろ…