村川透、昭和臭いとこがいい。悪漢ぶりも演者の顔ぶれも最高。こんな邦画は 作られることは無いだろう。平成の目で観ると ツッコミどころもコミカルなところもかなりあるが 迫力満点。ダウンタウンブギウギバン…
>>続きを読む昭和二十三年、東大法学部はじまって以来の秀才と言われた隅田光一(岸田森)が、同級生の鶴岡七郎(夏木勲)、九鬼善司(中尾彬)、木島良助(竜崎勝)らと設立した金融会社「太陽クラプ」は世相に巧みに乗じて急…
>>続きを読む東大出の天才詐欺師の主人公を演じるのがどちらかといえば日大臭のする夏八木勲(当時、夏木勲)なのに最初から違和感がありました
その夏八木勲に嵌められる側が佐藤慶やリアル東大中退の成田三樹夫ってやっぱり…
狼は生きろ、豚は死ね
光クラブ事件を基にした高木彬光原作を、神波史男脚本、村川透監督が映画化。だが、アクションシーンは殆どない。しかし「巴里の屋根の下」を歌いながら、焼身自殺する岸田森から、映画…
~狼は生きろ、豚は死ね~
このキャッチコピーが強烈に印象に残っています。
演出はいささか大ざっぱですが、他の要素は大好き!!
個人的には、いぶし銀なキャストの面々がオムニバスのように区切られて出てく…
光クラブ、、頭脳集団、、
本では高木彬光が鶴岡七郎らしき人物と将棋だか囲碁だかを打ちながら当時の話を聞いて本を書いたところから始まったように記憶していた。てっきり実際に起きた事件で、犯人は捕まらず、…
戦後まもない頃に学生が起業した「光クラブ」が当初出て来るが、この辺りのとこは三島由紀夫の「青の時代」が詳しい、本作はその残党の学生達の物語
主人公の鶴岡が血も流さずに知的な盲点を突く犯行をするがどん…