犯罪捜査系映画の体を取りながら、それ自体としてはまるで完成形とは程遠い粗雑なつくりにも関わらず、"Humanite", 「人間性」とかいう途方もなく広い意味の言葉を冠する映画で、もちろん捜査がメイン…
>>続きを読む【映画祭審査委員の目は節穴だ】
(以下は2002年にロードショウを見て書いたレビューです。)
フランス映画。
1999年のカンヌ映画祭で審査員グランプリをとった作品だそうだが、退屈の一言に尽…
過去鑑賞分。
大分前に観たやつ。
少女強姦事件と、事件を担当するナイーブな警部補・ファラオン、彼はドミノに想いを寄せているが彼女には恋人ジョセフがいる。ある日2人のセックスを目撃してしまったファラ…
渋谷TSUTAYAのレンタル事業終了と知ってVHSを何本かピックアップしてきたが、目ぼしいものはほぼ借りられていた。
今作はデュモンの出世作で一応当時のカンヌで三冠に輝いた映画。
過去に妻子を亡く…
素人俳優二人がまさかのカンヌ俳優賞獲得らしい。
手持ちカメラは多分一切つかってない。
静かにそっと淡々と映像を繋いでいく。
主人公は恐らく感じすぎてしまう故に、人間に対して絶望してしまっている。…
ブリュノ・デュモンでようやくちょっと面白い作品に出会えた(ので逆に面倒くさい。完全にわからない方が楽)。
デュシャン『遺作』を想起させる殺人現場が大写しになり、この物語最大の燃料が投下されるが、刑…
この冷徹な質感や眼差しはムンジウやジェイランの映画にかなり似ていてひたすらに重くてドライ、いかにもカンヌが好みそうな映画だ。虚脱感が充満しておりミステリーものにも関わらず事件解明にひた走るような様子…
>>続きを読む冒頭の入りがすごい好きで緩急のように入るでかい音を入れるのが好き
虫とかもわざとたからせてるのか?みたいな位置に配置している奴らが秀逸
まだまだ色々謎を残した映画となった。主人公が見ている先には…