少年時代をスイスの山の中の古いホテルで過ごした男が、ホテルの取り壊しを聞き今はもう見る影もない寂しいホテルを訪れる…。
懐かしい過去の記憶の中の様々な客たちの姿が蘇ってくるというお話。
思い出深い…
ダニエル・シュミットの少年時代の記憶。スイス山中のホテルを経営していた祖父母。そこで育った自分。そのホテルが取り壊されるというので、見に来た。無人のホテル内を歩く。ホテルの舞台の幻覚。歌うイングリ…
>>続きを読む廊下の長さや階段の昇降によって喚起される甘美な記憶。鏡を切り返して現れる”お友達“との会話を聞いてしまう場面から、その境界線を意識させるのと同時に仄かな緊張感が漂っている。イングリット・カーフェンの…
>>続きを読む出てくる役者がことごとく良い顔していて素晴らしい。特に主演の子役、なんて笑顔をするんだ!鏡台にぶら下がって角オナするのはマジでワロタ。
ホテルの奇術師を革切りに現実味の薄い挿話が、これまた虚構のよう…