夜の河に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「夜の河」に投稿された感想・評価

一見大人しく見える着物美人だけど芯がスッと通って凛々しい主人公を演じる山本富士子が素晴らしい
昼のシーンでは当時の京都の風景でノスタルジックな気分になれて、夜のシーンでは旅館の室内や夜行列車の食堂車…

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MINAMI

MINAMIの感想・評価

4.5

吉村公三郎監督

めっちゃオモロイ。
“私の恋人はあの比叡山だけですわっ”なんて抜かしてたべっぴんさんと、ショウジョウバエの研究をする男。

突然の雨降り→宿(美よし)の表で雨宿り→結局宿にIN→消…

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Omizu

Omizuの感想・評価

4.7

【1956年キネマ旬報日本映画ベストテン 第2位】
芥川賞候補になった澤野久雄の同名小説を『安城家の舞踏会』吉村公三郎が映画化した作品。山本富士子を一躍スターダムにのし上げた作品としても知られる。吉…

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SEI

SEIの感想・評価

5.0
とにかく絵が最高で、見ていて飽きないしついつい写真に収めたくなるくらい影の使い方がキマっていた。それにこの時代の日本の大人なメロドラマときたらもう好みドツボ。
Jasminne

Jasminneの感想・評価

4.2

前にも見たのを見ている途中で思い出した。
出てくる男が全員悪人。せこいし思慮が浅いし、この時代の女性を描く映画は褒めるところがない男が次々出てくる。
時代を感じさせるシーンは冒頭とラストの労働基本権…

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さっ

さっの感想・評価

5.0

疑いなく日本の最も美しいカラー映画として五本の指に入ると思う。宮川一夫と岡本健一は神か?

染め物の映画であり色彩の遍歴がめちゃくちゃ美しいのだが、ショウジョウバエの着物だとか最後に帰着するのがメー…

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otomisan

otomisanの感想・評価

4.2

 大文字の夜、これで富士子も上原の子を身籠ってと、それでも二人は添い遂げることなく、と先々を想像してみていたら、果たして明くる二月の舟木の家には玉のような赤子がおって、てっきり二人の子がと思いきや僅…

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yasu

yasuの感想・評価

5.0
作る芝居の美しさ、はじめての夜の、暗闇に浮かぶ、山本富士子の顔の輪郭。
カナ

カナの感想・評価

4.1

赤色の使い方が素敵すぎる
会話中に顔ではなく花を交互に映したり、着物の柄が夕焼けに照らされることで赤くなったり粋すぎて鳥肌立ちまくった…
宮川一夫の撮影ってやっぱりとんでもないセンス。
奥さんが死ん…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.6

カラー揺籃期の色彩は初期衝動と模索の間で特別な光を放っている。どの部屋も壁や障子がK多めの灰色で塗られ人物が浮き上がる様に大興奮!駅での待ち合わせから川床のある宿へ。蛾が呼び寄せる暗闇。えんじ色の光…

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