刑事マルティン・ベックの作品情報・感想・評価・動画配信

『刑事マルティン・ベック』に投稿された感想・評価

4.9

リアリスムという観点からすると、この映画の徹底ぶりはヘロデ王並みの錯乱の域に達している。流血シーンにはすべて屠殺場から仕入れた豚の血が使用され、クライマックスの大捕物では、警察から約50万円で買い取…

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このレビューはネタバレを含みます

タイトルほどマルティン・ベックが活躍しない激渋北欧ポリスアクション

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📍あらすじ
1976年、ストックホルムの病院で入院中…

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素晴らしく張り詰めたオープニング。自分の血ですっ転ぶのとか空しくていい。セリフ回しの不親切さとか、ずっと元気なさそうなおっさんたちとか、ヘリにぶら下がる死体の無力さとか、好きな刑事ドラマだった。

北欧ノワールの原点!社会派犯罪映画の大傑作!!

北欧映画で際立つ徹底したリアリティと、複雑な人間心理を掘り下げる描写が確立されている。この作品が築き上げた基盤の上に、『ミレニアム』や『特捜部Q』を…

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NF
3.0

前半はずっと地味な捜査。後半唐突にアクションシーンが始まる。
この時代はアメリカ映画でも結構地味なものは多いけど、それともまた違う独特な空気感はあった。主役の人思った程活躍しないなとか、映画全体のバ…

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このレビューはネタバレを含みます

初見。

警官が殺された真相をめぐる🇸🇪産クライムサスペンス。原作は「マシンガン•パニック」と同一。

ジャーロみたいなオープニング殺戮シーンの目玉👁️演出にションベンちびる。その後は割と地道という…

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「みじかくも美しく燃え」のボー・ヴィーデルベルイが警察小説「刑事マルティン・ベック」を映画化。スウェーデン映画独特のサスペンスの醸成に引き込まれる。
新宿京王にて。

激シブ映画かと思いきや冒頭の病院での惨殺シーンのカーテンの向こう側に見える犯人の眼球のショットから、終盤の白昼堂々市街地の乱射事件から始まるド派手な展開の最中に犯人の眼のショットが反復されるまで、高…

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5.0

スウェーデンの激渋ポリスアクション。美男美女は登場せず、おじさん達の地味な捜査がひたすら描かれる。人物のちょっとした所作でその人の人となりを描く演出がよく、物語に奥行きを出している。

メインの刑事…

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冒頭の血まき散らしながら一人称視点でぶっ倒れるシーンは、とても痛々しくてリアルで画期的だと思う。
リアルすぎて途中から犯罪ドキュメンタリーかと思った。

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