モノクロ映像から始まる、冒頭のおどろおどろしさ。
美貌と優しさゆえに女性を虜にする新吉と、死んでも尚、彼に執着する豊志賀の情念の怖さ。
尾上菊之助の流し目と気品ある所作に、女形役者らしい艶かしさ…
【前書き】
気の向くままにJホラー作品を観ていく。
今回は2007年公開の『怪談』。
三遊亭圓朝の落語(怪談?)である『真景累ヶ淵』を原作とした作品で、監督は中田秀夫。
この作品もホラーブランド“…
親同士の因縁が始まりだけど…師匠の狂っていく様が苦しくて悲しくて美しい。
主人公がなんでそんなに綺麗な顔なのよ!って責められるの笑った。
ラストはもう、主人公もあれで良かったんじゃないかな、と思って…
国内外問わず、だいたい女性の復讐譚が多い。
女の情念、執念を描いたものが多い。
男の幽霊が物申すなんてのはハムレットが限界である。
そりゃそうだ。男が化けて出てくるなんて絵柄は映像的にもどうもしまら…
お互いの父親同士の因縁を持って出会った男女が、そうとは知らず恋に落ちる。
ある日些細なことをきっかけに志賀のまぶたに軽い切り傷ができ、新吉は責任を感じ看病をするが──
圓朝師匠の「真景累ガ淵」とい…
顔が良いせいなのかそういう呪いなのかやたらモテてしまい、そのモテが更なる悲劇を招いて……の無限ループが楽しかった
古典的なお話だけれど怖がらせ方とかは2000年代Jホラーなのも新鮮で良かった
最後…
「怪談」製作委員会