まあそりゃそうなるわな、、
単なるダイジェスト(しかもわかりにくい)という感じで、面白くなかった。
自分なりに感じた原作小説のよいところは、藤沢周平の詩情あふれる美文と、お福様への思い・磨き上げた…
奥ゆかしさという点ではよく出来ていたと思うが、見終わった後に何も残らなかったのも事実。
原作をはしょった脚本にも原因はあると思いますが、もっとカットしてコンパクトにまとめた方が良かった。
少年時代…
藤沢周平お得意の、下級武士のせつない物語。
親も家も恋も奪われ、ひたすら耐え忍ばなければならない。
日本には確実にそういう時代があった。
自分も含め、今の日本人にはなかなか理解できないこの「耐え忍…
藤沢周平さんの小説を先に読んでいたので、当たり前のことですが脚本が違っていたのが残念でした、、、布施鶴之介が出てこなかった、、推してたのに、、蝉しぐれは、小説派でした。
しかし、映画は映画で素晴らし…
原作は藤沢周平の架空の藩である海坂藩ものの代表作。
主人公の少年時代になる前編が素晴らしい。文四郎役の石田卓也と、おふく役の佐津川愛美のフレッシュな好演は見事。特に、おふくが故郷を離れて江戸に向かう…
物語自体は良いけど、映画化に成功しているかというと ちょっと疑問。江戸時代のゆったりした時間の流れを描写したかったのかも知れないけど、アップテンポの現代映画に慣れた視聴者はイラついてしまうと思う。
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