貧乏武士の隣同士、文四郎とふくは幼馴染、ほのかな恋心を抱いていた。
文四郎の父(緒形拳)が跡継ぎ騒動に巻き込まれ切腹、あばら家のような長屋に転居させられる。
一方、ふくは江戸屋敷に奉公に上がる。
大…
過去鑑賞。藤沢周平の原作やドラマ版と比べると、ふくの大奥での暮らしぶりなどがかなり省略されていたのは少し残念。ただ、子供時代を演じた佐津川愛美さんも、成長後の木村佳乃さんも、どちらもふくという人物を…
>>続きを読む
じんわりと心に染み入る時代劇でした。
藤沢周平の“海坂藩もの“を観たのは、今作が初めてだったかも。
同時期に放映されたNHKのドラマ版もなかなか良かったです。
蝉時雨に包まれた夏の景色は、確…
【藤沢周平の代表作の映画化として成功】
藤沢周平作品の映画化。黒土三男 (くろつち・みつお) 監督作品。
江戸時代の地方小藩を舞台に、父が謀反に加わったという咎で死罪に処され貧しい暮らしを強いら…
正に藤沢周平ワールドの作品。身分が変わろうとも一途に思い続ける事の大切さと美しさ。今の時代じゃ考えられない。佐津川愛美がまだ垢抜けていないというか素朴な演技で印象的。
ただなんといっても素晴らしいの…
原作読んで面白かったので視聴。坂道のシーンは涙。あとは、まぁ仕方がないけど原作のダイジェスト版って感じで少し残念だった。特に親友の逸平とかが原作は背が高いし、味があるキャラだったから残念。剣術もなん…
>>続きを読む当時一青窈の風車って曲が流れてるCMがすごく良かったので、興味もって映画館に見に行きました。
イメージソングなだけで劇中一切使われなくて怒りに震えました。
ですが内容が良くて、それ以来藤沢周平ファン…
蝉しぐれの泣く夏を何十年も跨いで東北一藩でのお家騒動に巻き込まれた文四郎一家の幾星霜の日々を描いた藤沢周平時代小説の映画化。父の無念な召し腹、剣術仲間逸平や与之助との変わらぬ交友、殿の側室に召されて…
>>続きを読む