字幕なしでは理解できない本土復帰前の沖縄方言、妖しげな満月の夜の毛遊び、三味の音色と共に庭先で陽気に歌い踊る島民たちetc。豚の化身・豊満な女マレーと関係持って親方に追われ運玉の森に身を隠した青年ギ…
>>続きを読む【森も冷えてゆく】
公開時に確か、PARCOスペース・パート3で見た。再見の機会を逃していたが、漸くU-NEXTで再会。
18世紀の飢饉を背景に現れた義賊「運玉義留」の民話が、1969年、返還直…
素晴らしくフリーキー。日本映画の文法に全く染まっていないまさに琉球映画と呼ぶべき一作か。こう言うのを観ると小林薫は状況劇場出身だったなと思い出すし、戸川純のキャラクター性は言わずもがな、青山知可子が…
>>続きを読む24.02.10 国立映画アーカイブ(京橋)
69年、日本返還直前の沖縄(琉球)を舞台にした映画。共演の戸川純が若い。懐かしい。ゲルニカや「玉姫様」の頃の、ランドセルが似合う、ロリコン受けする顔。…
返還直前の沖縄を、18世紀からの伝承義賊民話とクロスオーバーさせる。
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元ネタの義賊は沖縄封建豪族がターゲットだったが、今作の相手は米軍とそれに取り入る内地人のようだ。
とい…
「今政治的発言をしたね」
ノリが掴めなくて前半けっこう戸惑ってしまったが途中から何となーく慣れてきて終わる頃にはなんかすげーもんみたな、と思っていた。真面目な顔してふざけてる。舞台は日本返還直前く…
このレビューはネタバレを含みます
日本でもアメリカでもない返還前の独特な雰囲気が漂う沖縄。島の言い伝え?ファンタジーが日常に溶け込む。ありえない生き物たちが出てくる不思議な世界観だけど、そこの風景や奇妙な人々、聞き慣れない方言も相ま…
>>続きを読む写真:桑本正士 1989PARCO