コッポラの手がけたもう一つの青春映画。
「アウトサイダー」は、とっつきやすく明るいメロ系に仕上がっていたが、「ランブルフィッシュ」はアート色が強くヌーヴェルヴァーグとかニューシネマの香りがする前衛的…
このレビューはネタバレを含みます
父はアル中の弁護士(デニス・ホッパー)、ギャングのボスとしてモーターサイクルボーイと呼ばれて尊敬を集めた兄(ミッキー・ローク)、兄に憧れる不良高校生の弟(マット・ディロン)。
弟が別の不良グループと…
フランシス・コッポラへの最新インタビューのなかで自身の思い入れある作品に挙げていたのがランブルフィッシュだった。なぜ彼がゴッドファーザーでも地獄の黙示録でもなくこの100分に満たない謂わば小品のフィ…
>>続きを読むコッポラ御大の現在一番好きな自作はこれとのこと。なるほど『アウトサイダーズ』と似ているようで毛色が違う。アンニュイで諦観に満ちていてアメリカン・ニューシネマっぽい。それでいてちょっと光も見えるような…
>>続きを読むコッポラが分かりやすい不良青春映画か、と勝手に見方を決めてせいで見終わるまで映画のテーマが読み込めずあまり楽しめなかった
兄に対する弟の崩れる事の無い尊敬と憧れ、弟に対する兄の若さを否定せず優しく…
うおおお。
難しいのになんでこんなに脳にこびりつくような作品なんだ。。。
コッポラの作品のずーっと浅い夢が続くような感覚が好きなのでこの映画めっちゃよかった。
どちらかというと自分は兄に感情移入し…
コッポラによるYA三部作と呼ばれる作品群の2作目。
個人的には「アウトサイダー」の方が青少年達の生き様を描いた作品としてお話も分かりやすくキャラにも愛着が持てて好きでした。
ただ今作は主演のマット・…