地元を去った兄を慕い続ける若き弟。ある日迎えた決闘の場に、バイクに跨り突如現れた兄。
不良の道を志した兄弟、アメリカ横断の旅の果てに達観した様な兄の存在に戸惑う弟。
闘魚が映し出す、暴力の虚しさ…
越えられない壁、伝説の兄ミッキー・ロークのテンションと、素肌にサマーセーターのセクシー。迸る若さの革ジャンマット・ディロン。鬱屈とした田舎の空気とモノクロの画面。ボロッかすなデニス・ホッパー父さんも…
>>続きを読む個人的にはミッキー・ロークの最高傑作の一つ。
内容は良くある青春映画で脚本だけで観れば光るものはありません。
しかし、ミッキー・ローク演じるモーターサイクル・ボーイのカッコ良さは唯一無二でしょう…
エデンの東を下敷きにした超実験映画。不良とバイクが強く結びついていた時代が遠くに感じて、マット・ディロンにめちゃくちゃ感情移入した。
ミッキー・ロークのセリフの喋り方が黒沢清映画の登場人物みたいに、…
渋良いです!
これを『アウトサイダー』作製時に片手間で作ってしまえるのが巨匠コッポラ監督の恐ろしい所。
若さ故に有り余ったエネルギーの行き場を失い荒くれていた主人公ラスティー・ジョーンズが抱いてい…
このレビューはネタバレを含みます
居場所があれば、人は闘わないのさ。
聴こえる音は、囁かで。視える景色は、色の無い世界。
何にでもなれる、何でも出来る力を持ちながら、何をしたいのか、何をすれば良いのかわからない。
神聖化されてしま…
このレビューはネタバレを含みます
「アウトサイダー」と同年に作られ、キャストもマット・ディロン 、ダイアン・レイン、トム・ウェイツを引き継いでいる。
兄が色覚以上という設定のためか、全編モノクロだが、時折カラーが挟まれるのが印象的…