ドミノ・ターゲットの作品情報・感想・評価・動画配信

「ドミノ・ターゲット」に投稿された感想・評価

めちゃめちゃ久しぶりに観ましたが、ビックリするぐらい覚えてなくて面白かった!
やはり70年代のアクション映画は良いですね。アクション映画というか、ポリティカルサスペンスでした。今の上げ膳据え膳なハリウッド映画に慣れてる若者は多分途中離脱するでしょう、この作品。モノクロのオープニングから挑戦状突きつけてきます。

暗殺!暗殺!
人は誕生以来操られ続けてる。
新聞、テレビ、マスコミに。
疑うことなく情報を鵜呑みにして。
真相はますます見えにくくなったことを知りながら。
誰のために働いてるのか。
誰に支配されてるのか。
背後の権威は何か。

お前ら本当に分かってるのか?と、銃声と共に問いかけてくるオープニングがカッコいい!この流れで、巨大な陰謀に巻き込まれた男として、ジーン・ハックマンが演じるロイ・タッカーが紹介されて物語が始まる。

で、アクションと言いながらサスペンスと言い変えましたが、記憶と違ったのがそこでした。日常洋画劇場で観たから101分のうち10分ほどはドラマ部分がカットされてたこともあるのでしょうね。

アクションは、ヘリからの狙撃の予行演習、本番、断崖での少々のカーアクションぐらい。
でも面白くないのかというとそうではなく、謎の組織から脱獄させてやるから暗殺を手伝えと、半ば脅迫されたタッカーが言うこと聞くのか聞かないのかというサスペンスをはらみながら、キャンディス・バーゲンが演じる最愛の妻との慈しみと過去の懺悔や、計り知れぬ策略、見えない巨悪の企みなどが描かれて、僕は飽きることなく堪能しました。
ラストも好みです。70年代もっとリピートしたいです!
犬

犬の感想・評価

3.1


刑務所に服役している男がある組織の手によって脱獄し、暗殺者にしたてあげられ、そして愛した女のために命を賭ける姿を描くサスペンスアクション

愛する人のため

暗殺
始まりがなんかスゴいです

運命やいかに

そんなアクションはない
最後はなんとも

景色が良かったです
良く理解出来ず。誰が何のためにが無し。サスペンスとしてはまあ見れるが豪華なキャスティングにしてはお粗末。
イシ

イシの感想・評価

-
場面によって雰囲気がえらい変わったりして、果たしてこれらは同じ映画なのかなあと思うようなことがしばしばありました。
過去鑑賞。ジーン・ハックマン作品開拓中に、ザ・シネマで放映してくれた!(笑)

ロイはベトナム戦争の英雄だったが、無実の殺人罪を着せられ投獄された。ある日、面会人がやって来るが、その男はロイの知らない男性だった。それ以来、怪しげな人物が次々と彼の元を現れ...。

あらすじを読んで面白そうだなと思ったんですが、テンポがびっくりするくらい悪くて、何回か寝落ちしてしまいました...。
ミッキー・ルーニーが悪役を演じていたり、イーライ・ウォラックやリチャード・ウィドマークという50年代以降を代表する名優が脇を固めていたりと、ニヤリ要素には事足りないはずなのに、このなんとも言えない消化不良感は何なんだろう(笑)。

ミステリー系のお話なのでこれ以上書かないほうが良さそうですが、急すぎる展開の嵐であまり入り込めませんでした。無実のジーン・ハックマンが痛めつけられる姿は見ていられない...。
キャンディス・バーゲンとのイチャイチャシーンは、タフガイのハックマンには珍しく甘〜〜いシーンで、ファンとしてはちょっと嬉しかったです(笑)。

オチは急だったなぁ...。70年代っぽい、退廃的なストーリーのサスペンスアクションです。
観ている途中そこまでハラハラドキドキしたわけでもないのだが、妙に心に残る映画だった。
いいなと思ったのは、主人公のジーン・ハックマンのくすぶり感だ。
ベトナム帰りで戦闘のプロらしいがその割にはひたすら受け身であまり有能なシーンが無いし、ジーン・ハックマン特有のちょっとうらぶれてる感じも相まって、巻き込まれ型主人公の中でも特に不憫に見える。
かっこいいシーンといえば、地表近くを水平移動しながらスナイプしていく暗殺アクションぐらい。
ここは中々迫力があるのだが、その後すぐに撃たれるわ怒涛の不幸が待ち受けているわで碌な目に合っていない。
中々衝撃的な展開も多いのだが、ひたすらやられっぱなしで相手の先を行くということが全然ない。
陰謀の背後にある組織の全貌も全然わからないし、あくまで陰謀に翻弄されるジーン・ハックマンの主観視点に徹底している。

その割にヒロインのキャンディス・バーゲンとのいちゃつきシーンはやたら長かったりして、観ている時は「ダルいなあ」なんて思ったのだが、本編を観終わってみると、この不憫な主人公の数少ないオアシスだったのかと思えて妙に物悲しくなったりもする。
クライマックスで、ずっと翻弄されるばかりだった主人公が、受けた傷からするとあまりにささやかな「報復」をするのだが、何かを諦めた様なジーン・ハックマンの顔が苦い後味を残す。
Jumblesoul

Jumblesoulの感想・評価

2.5
公開時に映画館で観て以来の鑑賞で懐かしい。
社会派の名作の数々を作ったスタンリー・クレイマー監督の遺作。
主演はジーン・ハックマンということで、期待が大きすぎた平凡な暗殺ものである。
殺された者も黒幕も明かされないのでモヤモヤ感が残る。ミッキー・ルーニーがいい味出してはいたけど…
刑務所で服役していた元狙撃兵の男は釈放の条件としてある仕事を任される。彼等の素性は明かされないが、かなりの権力を持った連中の様だ。どこに行ってもその組織の人間がいるらしい。

この組織の人間は用済みになるととりあえず何でも爆破する事にしているらしい。

海岸線をヘリで飛ぶシーンはちょっと『地獄の黙示録』の様でかっこよかった。なのに本番の時はあっけなく撃たれたりして意外と操縦下手なのかな?

年代的にまだ『アメリカン・ニューシネマ』の影響を受けている様な終わり方だ!

日比谷・旧・有楽座、1978.02.05頃鑑賞。
CATV → HDD、2016.11.08鑑賞、
謎の組織に翻弄される元狙撃兵。原題は「THE DOMINO PRINCIPLE」(ドミノ理論)。ラストシーンの銃を刑務所仲間が持っていたら背筋ゾッ。