雪崩の作品情報・感想・評価

『雪崩』に投稿された感想・評価

追う者、追われる者。それぞれの素性がまるで明かされない宙ぶらりんの逃亡劇。迫りくる謎のヘリコプターと、ひたすら逃げ惑う二人の男。その極めてシンプルな構図が、何の説明もなくラストまで貫徹される。めちゃ…

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シネマQ

シネマQの感想・評価

4.0
一切説明されない不条理な逃亡劇。気が狂ってるようにしか見えないロバート・ショウ。
ヘリコプターや兵士たちの匿名性、人物としての輪郭はまるで無くただ二人を追い詰めるためだけに存在してて恐ろしい。
あかね

あかねの感想・評価

4.6

もうもうさすがのジョセフロージー。
激アツおもしろすぎ。
謎のヘリに追いまくられる
おっさんと若者二人。
前半はトップガンもびっくりな
壮大な地を逃げまくる。
ヘリも超しつこいくらい
追いかけてくる…

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Cem

Cemの感想・評価

5.0

二人の男がどこまでも逃げている。なぜ逃げているのか、二人の関係性、何者なのか?最後まではっきり説明されない。だが、そんなことどうでもいい!ヘリのアクションも銃撃戦も爆発も最高。スペインの砂漠や高地な…

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mira

miraの感想・評価

4.0

これはすごーい!映画がはじまるとなーんにも説明なしにヘリが山々をくぐり抜け何かを探しているような描写からはじまる。状況説明の観点から逃げる人→追う人の順番でふつう話が進みそうなものだが、ぜんぜん意味…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.0

山岳の荒涼とした外界をひたすら前進し恐ろしく抽象化されたヘリが神の如く上空を旋回する。2人の間に芽生える擬似親子のような関係性。ボロ屑のように頽れるロバート・ショウ。決して越えられない境界。絶えず情…

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ロージーのベストであり映画史上最強の激薬。

究極のブレヒト的「異化」の実践はジョン・フォード作品での「投げること」、小津安二郎『秋刀魚の味』における笠智衆が軍艦マーチを聴く3度にわたって反復される…

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ムチコ

ムチコの感想・評価

5.0
なんで逃げてるのか、追手は誰なのか、場所はどこなのか、時代はいつなのか、何一つ明らかにならない。ただ逃げる2人の男。たまらない。
t

tの感想・評価

4.0

前席座高要因と前日寝不足要因で結構辛い鑑賞となった。映画はひたすら男2人がヘリや軍隊?から逃げ回る抽象的なアクションで、「激突!」とも「エッセンシャル・キリング」とも似て非なる奇妙な純度の高さ。泥ま…

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脱走兵らしき二人の男が ただ逃げ回るだけの映画。
設定は全然ジョゼフ・ロージー作品らしくないが、人形みたいに固まってたオバサンが突然叫びだしたり、国境超えれば助かるかも知れないのに、狂ったようにヘリ…

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