女衒 ZEGENの作品情報・感想・評価・動画配信

『女衒 ZEGEN』に投稿された感想・評価

花椒
3.6

明治から大正のからゆきさんの話。実は最近までからゆきさんという単語を知らず、主にフィリピンから日本に水商売や風俗で出稼ぎに来る女性をジャパゆきさんは派生語だとは知らずにいました
(からゆきさんは中国…

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ヒットした後に大作作ってコケるのが今村昌平。確かに劇場で観たがほとんど人がいなかった。今村昌平のドキュメントにある「無法松故郷に帰る」の様な国に捨てられた人を投影している話だ。村岡伊平治の行動は、聴…

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国策に乗じて大義を掲げて、学もなく金もない家の女を日本から連れ出して各地に売り飛ばした村岡伊平治の女衒としての生き様を描いた作品。 『豚と軍艦』程の尺であればもっと生き生きとスピーディかつエネルギ…

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明治から昭和初期まで東南アジアで女衒をしていた村岡伊平治の生涯を描いた作品。村岡演じる緒形拳と、妻役には倍賞美津子と、『復讐するは我にあり』のコンビで、二人ともとっても元気です。時代に翻弄されてゆく…

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今村念願の企画。女衒の村岡伊平治という人物が、女性を助けているとは思えないし、幸せを与えているわけでもない。歌舞伎町で女に声をかけ、ソープに沈める行為とどう違うのか。女性を搾取の道具にしているだけで…

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昭和版全裸監督という感じの作品。全裸監督が令和に流行って、女衒が昭和にコケたというのは、今村昌平さんの女性へのフックの少なさな気がする。

エマニエル夫人、愛のコリーダ、失楽園…日本でエロが流行るに…

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興行的に失敗した原因は公開当時「女衒」という題名を読めない人が多かった、という話がウイキペディアに書いてた。(「女衒 ZEGEN」という題名に90年代以降のソフト化の際に改題している)
今でも𝕏等で…

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Miri
4.0
時代での価値観の差が面白い。

緒形拳出演作を見ていこうと思っています。
明治~昭和にわたりアジア大陸で女衒業で財を成し老いて時代に取り残されていく男の物語。
ジャケ写含めて鈴木清順み。今村昌平監督と清順監督は同時代の人らしい。今…

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