大地の子守歌の作品情報・感想・評価

大地の子守歌1976年製作の映画)

製作国:

上映時間:111分

ジャンル:

3.9

『大地の子守歌』に投稿された感想・評価

原田美枝子(りん)
灰地順(茂太郎)富田屋の主人
堀井永子(さだ)
千葉裕子(はる)
野崎明美(きみ)
中川三穂子(あさ)
渡部真美子(みつ)
木村元(佐吉)女衒
加藤茂雄(清助)
今井和雄(医者)…

>>続きを読む
4.0
原田美枝子さんの演技が素晴らしかった。
今は作れない作品だろうなぁ。

行動社・木村プロ製作の増村保造監督作品。素九鬼子の原作を白坂依志夫が脚色した、瀬戸内海の小島に娼婦として売られた少女の苦界地獄と救済願望を描いた名作。田中絹代の遺作でもある。原田美枝子の名演技と増…

>>続きを読む
Coral
4.5
原田美枝子さん物凄い演技だった。脇役の女たちがジブリ映画に出てくる女たちのようだった。

ある意味とても素直だと思うが気性はかなり激しい。
まだ幼さの残る原田美枝子が全力でおりんを演じていた。10代でおっ◯い出してるのは驚いた。

それから髪を切った後とか石橋静河に似てるなーと思った。

>>続きを読む

かなり内容は重くても良いなぁと観て思える作品でした。自分が何か浄化されたような気持ちになりました。
16歳でこれを演じきった原田さんが1番凄いです。

◻️脚本
おりんはすぐに人の言うことを聞かなか…

>>続きを読む
遊
-

うざい大人をおりんがぶん殴るたびに毎回しっかりカタルシスがあって気持ち良すぎる(客席では毎回笑いが漏れる)、セリフ回しの節の美しさと内容の激しさでオーガズムに達する瞬間に増村保造を感じる(脚本は白坂…

>>続きを読む
Terrra
4.3
天涯孤独の身になり生まれ育った山から降りたおりんは13歳。今なら中学生。子どもにも女にも属さず、ただひとつの個として生き、そして死ねると信じて疑わなかった全能感と孤独と怒りを思い出す。

切り返しであっても同じショットはない。一方変わらないのは瀬戸内海なのに曇りの空。作中で最も鮮やかな青は、風俗の客からもらったガラスの人形。

@国立映画アーカイブ
第46回ぴあフィルムフェスティバル…

>>続きを読む

増村保造監督『大地の子守歌』(1976)

国立映画アーカイブ
長瀬記念ホール OZUにて鑑賞。
(第46回ぴあフィルムフェスティバル 2024)

私や世界を決めつけるあらゆることに抗って、咆哮す…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事