岡本喜八監督が、「独立愚連隊」「西へ」「どぶ鼠作戦」のジョン・フォード西部劇にオマージュした戦争活劇🪖三部作を、少年版として総決算した傑作。小杉曹長三船敏郎が、上官殴打の懲罰で最前線陽家宅に左遷され…
>>続きを読む「戦争映画」と聞いて何を思い浮かべる?これを見るまでは、規律、忠誠、自己犠牲、お国のために散る美学、だとおもっていた。この映画はそんな凝り固まった脳をダイナマイトで爆破してくれました。
これは戦争…
クストリッツァの『アンダーグラウンド』より何十年も前に、こんな映画があったのか。爆撃の音と共に火葬場に響き渡る「聖者の行進」の演奏が頭にこびりついて離れない。
岡本喜八の映画久しぶりに観たら、もう…
人生でぜったいに浴びるべき衝撃。
前半笑い、後半シリアス、クライマックス衝撃の完璧な構成と言えるのではないか、と思う。
喜劇風に描く戦争の、あの時代の面白さ、やはりギャップが笑いを生むのだろう。…
今の所外れ無しの喜八イズム陰と陽の最骨頂。
毎度お馴染みな三船先生と仲代先生は言わずもがな、群を抜いてカッコいいのは天本先生。
「プライベートライアン」の元ネタなのかと思うくらいプロットそっくり…
このレビューはネタバレを含みます
戦場に鳴り響く青春
青春に音楽と仲間と女は欠かせない
童貞である事の初々しさとそれを受け止めてくれる慰安婦の広さ
戦場にもある無邪気さと少しの悪さと響き渡る音楽
少しずつ楽器は抜けていくけど、それに…
「ここは地獄の最前線!殺らなきゃこっちが火葬場行きだ」
終戦間近の北支前線。八路軍の猛攻で日本軍の重要軍拠点ヤキバ砦が全滅した。だが、この砦奪還の命が鬼曹長・小杉に下る。戦争体験のない13名の少年兵…
カメラの置き方、会話のテンポとカット割りだけで神、映画作りがうますぎる
そんで戦争を経験した人間故のニヒリズムと、それでも人間の心とか音楽の力を信じたいロマンチシズム(?)が幾層にも重なったシナリ…