今の所外れ無しの喜八イズム陰と陽の最骨頂。
毎度お馴染みな三船先生と仲代先生は言わずもがな、群を抜いてカッコいいのは天本先生。
「プライベートライアン」の元ネタなのかと思うくらいプロットそっくり…
このレビューはネタバレを含みます
戦場に鳴り響く青春
青春に音楽と仲間と女は欠かせない
童貞である事の初々しさとそれを受け止めてくれる慰安婦の広さ
戦場にもある無邪気さと少しの悪さと響き渡る音楽
少しずつ楽器は抜けていくけど、それに…
「ここは地獄の最前線!殺らなきゃこっちが火葬場行きだ」
終戦間近の北支前線。八路軍の猛攻で日本軍の重要軍拠点ヤキバ砦が全滅した。だが、この砦奪還の命が鬼曹長・小杉に下る。戦争体験のない13名の少年兵…
カメラの置き方、会話のテンポとカット割りだけで神、映画作りがうますぎる
そんで戦争を経験した人間故のニヒリズムと、それでも人間の心とか音楽の力を信じたいロマンチシズム(?)が幾層にも重なったシナリ…
経験者は語る、岡本喜八と三船敏郎による最高の戦争エンターテイメント。
岡本喜八監督ということで、ディキシーランド・ジャズナンバー「聖者が街にやってくる」のマーチングで始まるオープニングに期待度が高ま…
このレビューはネタバレを含みます
独立愚連隊の完成形と言ってもいいような面白さ。兵隊と葬儀屋と軍楽隊一行がデキシーを引き連れ向かうはヤキバという決められた負け戦。女を知らずに逝ったトロンボンとクラリネット哀しみの盲撃ち。ヤキバには兵…
>>続きを読むまさかの冒頭日本兵が楽器を鳴らし踊り
ララランドも圧巻の導入。
冒頭の音楽隊達のコメディも面白い!
これマジで昭和40年の作品!?ってくらい大満足の作品。
でもなんか他の映画の満足感とはちがうんだな…