『血と砂』に投稿された感想・評価20210524-154
原作：伊藤桂一『悲しき戦記』（1963年）
美術：阿久根巖
葬儀屋（伊藤雄之助）セリフ
「靖国だけには行くなよ、あそこには他の神様にいじめられるから。一番良いのは何にもな…
苛烈な戦場と、その実態にそぐわぬ若き生命力。
明るい音色にも関わらず、虚しく悲しげに鳴る『聖者の行進』であった。
このラストシーンは忘れられない。
しかし、ここまでの一連の展開と若者たちの描写が言い…
このレビューはネタバレを含みます
曹長と軍楽隊の少年兵の戦争の話
白黒映画だけど重厚で
ポップさも感じられる反戦映画
音楽のチョイスもいいし
少年隊を名前ではなく
楽器で呼び合うのもなんかいい
三船敏郎演じる曹長が
最初から最…
これは傑作だ。と同時に、こんなにも「おかしゅうて、やがてかなしき」映画が、こんなにも戦争の理不尽と不条理を感じさせる映画があるだろうか？
終戦間際の1945年8月、北支戦線。ある最前線に派遣された…
おもしろすぎた。
おかしみと哀しみ。賑やかな中の悲しさ。
芸人などは哀しさをおかしむなんてところがあるけど、今日この映画はおかしさを哀しんで観た。
戦中派の彼の映画を8月に多く観られてよかった。
…
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