【奴隷の怒り】
なんだか戦前のジョン・フォードの法廷劇みたいな作りで、オールド・スクールな作品と思う。スピルバーグ作品は『カラーパープル』とか『太陽の帝国』は正直つまらなかったが、これはかなり堂に…
奴隷制度(と南北戦争)。
こんなに頭を抱えながら観た映画は初かも。
映像にされるとより残酷さが際立つ。
現実はもっと残酷だっただろうし、裁判の苦労もこんなもんじゃなかったんでしょうな。
いや~人間っ…
教科書でみた奴隷船の絵が思い出された。
黒人が船に敷き詰められ、無惨に殺されるシーンは嘘でしょって思っちゃうほどでした。
そんな旅を経て流れ着いた知らない土地で、知らない言語を使って、「私たちに自由…
1998年の作品。スピルバーグ監督はやっぱりすごいな。テンポと音楽の良さよ。
そしてアメリカに対する批判的な内容をここまで描けるのもすごい…と思う2023年が歪んでるのか?
「助けを求めるのは弱さ …
この時代に産まれていたら?
もし白い肌だったら
どう思っただろうか。
もし黒い肌だったら
声を上げただろうか。
船での出来事は
多分現実的にこんなふう、
だったんだと思う。
痛すぎて苦しすぎた。
…
黒人奴隷制度がまだ当たり前だったころ
人種差別反対派と、肯定派の裁判をメインに描く作品。
奴隷が良い事か悪い事かを一旦置いて
人類の歴史上ずっと戦争と奴隷は有り続けた。つまり奴隷制度が必要な事は…