もう何年も長らくの間、「きっと自分には合わなさそう」という勝手な第六感が働いて敬遠していた作品。鬼才テリー・ギリアムが描く世界観に自分のセンスがついていけるかが心配だった。
しかーし!!
そんな…
アバンギャルドな世界観でカリカチュアな人物たちがディストピア社会を普通に生きているのが実におもしろいのだが、それを小役人の視点で物語が動いているのがいい。昇進を拒み、親との関係でなかなか自立できずに…
>>続きを読むタイトルだけは知っていた作品。
羽を生やした男性の顔に見覚えがあってずーっと気になっていました。ジョナサン・プライスだったんですね。それが分かっただけで満足です。
そしてロバート・デ・ニーロも出てた…
もしもフランツ・カフカ(1883-1924年)が、ジャン・コクトー(1889-1963年)のように映像の時代まで生き伸び、何らかの奇跡的な偶然が重なったならこんなふうにも撮っただろうか。僕にとっては…
>>続きを読む信じたい物語を提供し、その物語世界の中に閉じ込めることで金を搾り取るシステム。主人公は擬似医学による美容整形にハマる母親と対応している。主人公はこれまでは冴えないが実は映画の主人公であるという妄想に…
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