突貫小僧に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『突貫小僧』に投稿された感想・評価

活弁上映。弁士:山崎バニラ。
小津安二郎版『ホームアローン』的笑いと、バニラ氏の映画内外からの冷静なヘリウムボイスツッコミが重奏的な笑いを生む。

 北海道民自身が自覚している外地の意識。
 台湾ハゲが密やかに暴いた外地の植民地に、日清戦争以来の日本人が持っていた差別意識にも通ずる。
 恐ろしい。
運転

運転の感想・評価

5.0
鎮座DOPENESSいるやん

短縮版

前半を斎藤達夫の顔芸で引っ張り後半は突貫小僧のノンストップおふざけで押し切る。親分に対する矢継ぎ早のギャグは凄まじい。そしてラストの子どもたちに追いかけられ画面奥行方向に逃げていくショット…

>>続きを読む
tosyam

tosyamの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ある意味とんでもないフィルムノワール。暗黒映画。子供ばかりのギャング映画ダウンタウン物語のサキガケ。そして音のないミュージカル。映画の舞台は戦前の不穏な時代。終戦直後の混沌とはまたちがう。まさにザ不…

>>続きを読む

人攫いが駆け出すショットが何度かあるけれど、どれも凄く良い。何かを食べるという行為は本当に楽しいことなんだなぁ、と人攫いの親分と子どもが食べ物を頬張るショットで感じた。
音声版で観たけれど、倍賞千恵…

>>続きを読む
arara

araraの感想・評価

4.2
14分の短縮verを試聴。(現存18分)

オー・ヘンリーの短編小説「赤い酋長の身代金」に基づいたストーリーとのこと。(悪党2人組が小僧に振り回されるという同様のストーリー。)
授業で紹介されたため、鑑賞。
昔からこんなコメディ映画があるとは知らなかった。普通に面白い。
昔の映画だからこそ、子供を叩いたり、子供の前でタバコを吸うシーンはできたように感じた。
衛星劇場 ~現存最長版~(大林宣彦監督トークショー付)
2016/12

あなたにおすすめの記事