和製喧嘩友達の作品情報・感想・評価・動画配信

『和製喧嘩友達』に投稿された感想・評価

やはり電車はでてくるのか。最後のシーンは残るものがある。
当時この娯楽映画を見る風景を想像する。
くらげ

くらげの感想・評価

3.8

100年も前になろうとしているはるか昔の作品。
「娯楽」以外の何でもなかった映画の原点を見ているような感じ。現代映画のような細工や、煩雑化されていくストーリーとは全く似つかぬ。
ひたすら娯楽に全振り…

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現存する14分のフィルムで、全体を想像することしかできないが、良作だったに違いない。

凸凹コンビのバディもの。
男2人女1人の恋愛もの。
昭和初期の風景に想いを馳せる。

短躯の吉谷久雄の表情仕草…

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須見

須見の感想・評価

-
小津映画における背中の交通不可能性。
お美津と相思相愛の青年の背中は優雅にも見えるけど、やっぱり悲しいよなあ

No.4091

最初期の小津サイレント映画。

フィルムが見つかってくれてありがとう。

小津は生涯で54本の映画を作ったが、

そのうち現存するのは37本。

残り17本のサイレント作品は失われ…

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NS

NSの感想・評価

3.5
「和製」というタイトルの諧謔。モダン趣味の横溢する長屋住人の生活。

「喧嘩は神聖だ! やるだけやらせろ!」

空ショットの鳥籠。

列車と自動車の並走というイメージはもとは何に由来するのか。
Hiroking

Hirokingの感想・評価

3.0
〖1920年代映画:サイレント映画:松竹〗
1928年製作で、1927年製作の喜劇映画『喧嘩友達』を下敷きに、和製化したサイレント映画らしい⁉️

2024年318本目
漫画みたいにコミカルな取っ組み合いに思わずクスリ。
全部コミカルで終わるかと思いきや最後車と列車のシーン撮り方めっちゃかっこよくて目見開いちゃった。

たった残存14分でも、小津安二郎監督の才気みなぎる至福の時間だった。バスター・キートンの喜劇を観る様な、鮮やかでスピード感たっぷりの人情喜劇。渡辺篤と吉谷久雄の運ちゃんコンビが、路上で拾った娘浪花友…

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りん

りんの感想・評価

-
全体的に雰囲気がとってもお洒落。

仕草や表情で伝わってくることの多さ。

女の人のことで喧嘩なんかしないで、ふたりで仲良く引っ付いていてほしいようなふたりだった。
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