原作未読。ジャン・ルノワール監督による1938年作。女性を愛すると発作的に相手を殺してしまうという先天的な病を持った機関士(ジャン・ギャバン)が、ある夫婦による殺人事件を目撃するが、警察には語らない…
>>続きを読むこれが詩的リアリズムというものらしい。けどよくわからん!
「河」とこの作品を見て思ったけど画面の真ん中に人を配置するときはその人にピント合わせて背景はぼかしがちなのかな?
ジャン・ギャバンは宇宙刑事…
衝動が抑えきれない。それは体の内側から湧き上がってくるものであって、頭ではわかっていても止められない。もはやそれは病気なのである。
勢いよく走る機関車が冒頭長く映し出される。機関車の駆け抜ける音に…
てっきり制御不能になった暴走機関車と衝動が効かない自分を比喩として表現するのかと思っていた。遺伝子的な繋がりで衝動から逃れられない自分と決められたレールを走る機関車とかけているのか?獣人みたいな奴は…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
遺伝的な精神疾患の「抗いがたさ」と「直線的な力」を暗喩しているかのような冒頭の機関車のシークエンス。
ルポーの殺害を決意するまでのセヴリーヌの正統なファムファタール的言動がうれしい。人を愛せない彼女…
冒頭の汽車のシークエンスは素晴らしい。
長さも相まって素晴らしい。
ストーリーは名探偵コナンみたいな感じでした。
演出に派手さはないけれど堅実丁寧で良かったです。
俳優の魅力が引き出せていた。
シモ…