善き人のためのソナタの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『善き人のためのソナタ』に投稿された感想・評価

【社会の在るべき姿とは】

東ドイツ保安省に勤める優秀な尋問官が反体制派疑いのある劇作家を盗聴し始め、人間性が変わっていく話

東ドイツの政治体制や市民生活を、1人の軍人の視点をもって描いていくのが…

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4.0

シュタージについては映像の世紀で見たので一応知ってはいた。凄まじい監視社会で恐ろしい。主人公は国家に忠実で真面目だったからこそ私利私欲の大臣や上司に失望し、監視対象者であるドライマンにシンパシーを感…

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鑑賞記録
NAMI
4.8

これほど作中で人を殺すことなく、それでいて独裁国家が生む悲劇を痛切に訴えかける作品があるのか

ベルリンの壁を実際に見た時、想像よりもずっと薄くて驚いた。彼らを隔てていたのは、端にある薄っぺらい壁で…

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いぶ
4.3
静かで悲しいけど見終わった後に、良い映画だなってなる終わり方
最後、ぐっときました!

いい事しても自分でわかってたらいい、って感じ。
4.5
2025.08.24
4.3
良い映画だったとてもおもしろかった。

1984年東ドイツ国家保安省(シュタージ)
HGW XX7
シュタージ博物館

ベルリンの壁崩壊の5年前。
観察対象の思想や文化に影響を受け、ヘッドホン越しのピアノの音色や会話にヴィースラーが、表情は変わってないのに少しずつ人恋しさを感じていく様子が出てくるのが面白い。
やっぱ…

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何ともの哀しく心に重くくる作品
最後に、幾ばくかの救いがあるのが
せめてもの

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