爺さんになった弟が兄の遺骨の前で泣くシーンは目頭が熱くなった。
戦死者100名は100名という単位で片づけられてしまうけど、その一人一人に物語はちゃんと存在する。それでも違和感なしに100名で片づけ…
このレビューはネタバレを含みます
兄弟で戦争に行く話。1番印象的だったのが、貧乏な人ほど社会主義に傾いていくことを象徴するようなシーン。序盤で名前を書くだけで配給をもらっているが、社会主義者から援助を受け取ったらアカだと疑われるとこ…
>>続きを読む兄の遠い先を見据えた深い優しさが招いた悲劇にも感じるが、結果的に未来へ弟を繋ぎ戦争の哀しい繋ぎ手として若い命達に託せたのではないだろうか。
何が最善で正しい行いなのかは戦火の中で答えは無いが、戦争…
弟想いの兄、守る為に戦争での奮闘。
1950年代の朝鮮戦争。母親と弟を必死で養う長男、ところが兄弟とも徴兵にあたり参戦する。兄は弟を守りたい為危険な任務を志願し、弟を除隊させようと人が変わった様に…