この映画は特に物語がない。
まあマイク・リー監督作品はいつも即興を好むので、それは問題ではない。
春夏秋冬の季節を通じて、初老の夫婦に訪ねてくる家族や友人は悩みだったり、喜びだったりを語り合う。
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50代夫婦の、ある一年の春夏秋冬。
夫婦(ジム・ブロードベント、ルース・シーン)が淡々と、そして仲良く暮らしている。
妻役ルース・シーンが二重アゴでいくらなんでも衰えた感じだなぁと思って観てたけど…
「ヴェラ・ドレイク」と「秘密と嘘」で、心を大きく揺さぶられたマイク・リー監督の作品。今作でも、ヒリヒリとした感情が湧き起こった。あの2作ほどの感動は、無かったけれど、登場人物達が繰り広げる会話劇は、…
>>続きを読む英国中流家庭あるある、ということなのか?
凄く丁寧に作られた映画。演技も平凡なようでいて細部まで神経が行き届いているのは間違いなし。
完成度という点ではかなり高いと言ってよさそうな気がする。
とは…
ある老夫婦の一年。
静かに淡々と描く。
老夫婦よりも彼らの周りの人達に波風が立つ。
一番は妻の同僚のメアリーか。
結婚の失敗、長年の不倫も実らず、
今は老夫婦の歳下のひとり息子が気になる、、、。…