末は博士か大臣か、ではないけれど、小さい頃から将来を嘱望され、一旗あげたるでとニューヨークへやってきた男が保険会社に就職し、未来の妻と出会い結婚して子どももできて幸せってわけではなく、その男はいつか…
>>続きを読むメロドラマっていいな。どんなに時代が変わっても、社会が壊れても、愛だけは不変だもんな。やけにピエロの表情が頭に残るなと思っていたらそういうことか、、上手い!!と思わず言ってしまうほどよくできている。…
>>続きを読む碁盤の目のように整理された区画の中、均一に置かれたデスクに向かって仕事に興じる群衆の姿の表象は、後の『審判』や『未来世紀ブラジル』でもなぞられているように見えるが、こういう視覚的イメージの起源がどこ…
>>続きを読む凄すぎ!
少年時代の主人公が群衆から前に出て個人としてフォーカスされる階段でのショットが強烈。
ピエロのシーンがめちゃくちゃ上手い!
最初にピエロが登場した時の主人公の傲慢っぷりが垣間見える見せ方…
幼少期から将来偉大な男になることを信じて疑わなかったジョニーは青年になりニューヨークへとやってくる。保険会社に就職し、やがて結婚もした彼は、出世して群衆から抜け出すことを夢見るが......。
…
"群衆"における人生のすべて。何ら特別ではない特別な瞬間達に泣く。食器棚の扉が腕に当たって痛がるところ一生忘れないと思う。この"特別"は小津へと繋がる。何度も観たいし、みんなで観たい。
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